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下田南遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132392
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132392
引用表記 岩倉市教育委員会生涯学習課他 2023 『下田南遺跡発掘調査報告書』岩倉市教育委員会生涯学習課他
岩倉市教育委員会生涯学習課他 2023 『下田南遺跡発掘調査報告書』
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書名 下田南遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 岩倉市 - 愛知県
書名かな しもだみなみいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 川井野寄地区工業用地開発事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
岩倉市教育委員会生涯学習課
株式会社アーキジオ中日本支店
発行機関
岩倉市教育委員会生涯学習課
株式会社アーキジオ中日本支店
発行年月日 20230321
作成機関ID 23228
郵便番号 4828686
電話番号 0587385819
住所 岩倉市栄町一丁目66番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下田南遺跡
遺跡名かな しもだみなみいせき
本内順位
遺跡所在地 愛知県岩倉市川井町
所在地ふりがな あいちけんいわくらしかわいちょう
市町村コード 23228
遺跡番号 110055
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20190526-20210331
調査面積(㎡)
43186
調査原因 工業用地開発
遺跡概要
種別
集落
官衙
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
室町
主な遺構
掘立柱建物
竪穴建物
土坑
竪穴状遺構
道路状遺構
ピット
不明遺構
主な遺物
須恵器坏
須恵器蓋
須恵器鉢
須恵器壺
須恵器甕
円面硯
土師器坏
土師器坩
土師器甕
灰釉陶器
山茶碗
製塩土器
軒丸瓦
平瓦
土錘
羽口
玉類
巡方(石帯)
サイコロ
ウマ歯
特記事項 1b区・Ra区で飛鳥~奈良時代にかけての総柱構造の掘立柱建物群、1c区で四面廂付建物(1c区SB007)・1d区
で一辺約13mの大型竪穴建物(1d区SI609)等が確認できた。建物の柱穴からは礎板が出土した。2a区2面SD166は2b区・Rd区・Rf区に続く溝で、多量の土師器甕等の土器が出土した。1c区・1d区・2b区から円面硯3点、2c区から巡方(石帯)1点、Rg区から軒丸瓦1点が出土した。
要約 下田南遺跡は、五条川右岸の自然堤防上に形成された古墳時代、飛鳥~平安時代、鎌倉・室町時代の集落遺跡で、飛鳥〜奈良時代の官衙遺跡でもある。
本調査(1a~1e区・2a~2e区・Ra~Rg区)では、総柱構造を含めた掘立柱建物、竪穴建物(うち1棟は一辺約13mの大型竪穴建物)、土坑、竪穴状遺構、道路状遺構、溝、ピット等の遺構が確認できた。
遺物は、古墳時代の土師器台付甕や坩等、飛鳥~平安時代の須恵器坏・蓋・鉢・壺・甕・円面硯、土師器坏・甕、灰釉陶器、製塩土器、羽口、土錘、瓦(軒丸瓦・平瓦)、勾玉等の玉類、巡方(石帯)等、鎌倉・室町時代の山茶碗・土師器甕・サイコロ・ウマ歯等が出土した。須恵器や山茶碗の坏類を中心に、墨書土器が17点確認できた。
出土遺物から遺構の年代は、概ね弥生~古墳時代中期(Ⅰ期・2~4世紀、Ⅱ期・5世紀)、古墳時代後期~奈良時代前半(Ⅲ期・6世紀~7世紀中頃、Ⅳ期・7世紀後半~8世紀中頃)、奈良時代後半~平安時代(Ⅴ期・8世紀後半~9世紀初頭、Ⅵ期・10~12世紀)、鎌倉・室町時代(Ⅶ期・13世紀、Ⅷ期・14~15世紀)のⅠ~Ⅷの時期に細分でき、集落の変遷過程が明らかになった。特にⅣ期では官衙遺跡としての実態が明らかになり、本遺跡の西側に位置する薬師堂廃寺跡出土の軒丸瓦と同氾瓦が出土したことも含めてその関連が窺い知れる。さらに、調査区南端で近代以前の旧五条川と推定される自然流路の存在が明らかになった。

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