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平安山原B・C遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72129
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72129
引用表記 沖縄県北谷町教育委員会 2016 『北谷町文化財調査報告書40:平安山原B・C遺跡』沖縄県北谷町教育委員会
沖縄県北谷町教育委員会 2016 『平安山原B・C遺跡』北谷町文化財調査報告書40
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書名 平安山原B・C遺跡
発行(管理)機関 北谷町 - 沖縄県
書名かな はんざんばるびー・しーいせき
副書名 桑江伊平土地区画整理事業に伴う発掘調査事業 (平成20・21年度)
巻次
シリーズ名 北谷町文化財調査報告書
シリーズ番号 40
編著者名
編集機関
沖縄県北谷町教育委員会
発行機関
沖縄県北谷町教育委員会
発行年月日 20161227
作成機関ID 473260
郵便番号 9040192
電話番号 0989363159
住所 沖縄県中頭郡北谷町字桑江226番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 平安山原B遺跡
遺跡名かな はんざんばるBいせき
本内順位 1
遺跡所在地 沖縄県北谷町字桑江小字平安山原
所在地ふりがな おきなわけんちゃたんちょうあざくわえこあざはんざんばる
市町村コード 473260
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261930
東経(世界測地系)度分秒 1274526
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.325 127.757222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091014-20100219
調査面積(㎡)
2595
調査原因 土地区画整理事業に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
時代
沖縄貝塚
主な遺構
廃棄貝層
上層:くびれ平底土器期
下層:尖底土器期
散乱人骨
主な遺物
縄文時代晩期大洞A式土器
石器
広田下層貝符
二枚貝有孔製品
特記事項 貝層Ⅲ群-5層イノシシ下顎骨試料:1,887±25BP
貝層Ⅲ群-5層土器付着炭化物試料:1,795±25BP
貝層Ⅲ群-1層イノシシ下顎骨試料:1,340±25~1,140±25BP
種別
時代
グスク
主な遺構
掘立柱建物址
土坑
ピット
貝集積
杭列
土坑列
燃焼遺構
蹄痕
畦畔
主な遺物
グスク土器
カムィヤキ
白磁
青磁
染付
色絵
褐釉陶器
木製品
鉄製品(風呂鍬)
特記事項 Ⅲe層に含まれる炭化物試料:1,104±21~973±21BP
Ⅲd層に含まれる炭化物試料:1,065±21BP
埋納土坑内ウマ下顎骨試料:560±23BP
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
石列群
大型土坑
主な遺物
沖縄産陶器
陶質土器
鉄滓
焼土
円盤状製品
特記事項
種別
時代
近代(細分不明)
主な遺構
屋敷跡(祝女殿内小)
道路跡(溝・石列)
主な遺物
軽石
ガラス瓶
特記事項
遺跡名 平安山原C遺跡
遺跡名かな はんざんばるCいせき
本内順位 2
遺跡所在地 沖縄県北谷町字桑江小字平安山原
所在地ふりがな おきなわけんちゃたんちょうあざくわえこあざはんざんばる
市町村コード 473260
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261930
東経(世界測地系)度分秒 1274526
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.325 127.757222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090331-20090930
調査面積(㎡)
2900
調査原因 土地区画整理事業に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
時代
沖縄貝塚
主な遺構
廃棄貝層
上層:くびれ平底土器期
下層:尖底土器期
散乱人骨
主な遺物
石器
広田下層貝符
有文ゴホウラ貝輪
二枚貝有孔製品
化石サメ歯製骨鏃
特記事項 貝層Ⅲ群-5層イノシシ下顎骨試料:1,887±25BP
貝層Ⅲ群-5層土器付着炭化物試料:1,795±25BP
貝層Ⅲ群-1層イノシシ下顎骨試料:1,340±25~1,140±25BP
種別
時代
グスク
主な遺構
埋納土坑
廃棄貝層
主な遺物
グスク土器
カムィヤキ
滑石製品
白磁
青磁
染付
色絵
褐釉陶器
銭貨
木製品
鉄製品(風呂鍬)
特記事項 Ⅲe層に含まれる炭化物試料:1,104±21~973±21BP
Ⅲd層に含まれる炭化物試料:1,065±21BP
埋納土坑内ウマ下顎骨試料:560±23BP
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
石列群
大型土坑
クムイ状遺構
小溝状遺構
主な遺物
瓦質土器
本土産陶磁器
沖縄産陶器
陶質土器
羽口
鉄滓
焼土
円盤状製品
特記事項
要約 平安山原B遺跡・平安山原C遺跡は、平成20・21年度に発掘調査が行われた隣接した遺跡である。浜堤及びそれに挟まれた流路が複数見つかっており、第一浜堤の先端付近では、貝塚時代後期前半~後半にわたる廃棄貝層が重層的に検出された。土器・貝製品等の人工遺物を大量に伴っており、当該期の変遷様相を窺い知る貴重な事例となった。第一浜堤の後背地においては、グスク時代初期ごろの耕作域が検出され、これに関連する可能性が高い遺構(溝・杭列・畦畔状遺構・蹄痕)も複数見つかっている。最下層付近からは鉄製風呂鍬も出土し、これが県内における初めての発掘調査での出土事例となった。同じくグスク期の遺構として、ウシ・ウマの幼体骨とともに南宋銭が出土した、埋納土坑も特記される。近世期の遺構としては、広く構築される石列群が挙げられ、以後の耕作域拡大に寄与した可能性が想定された。平安山原地区における本格的発掘調査の最終報告でもあり、過去の調査成果の総括作業を行った結果、縄文時代から現在に至るまでの環境変化及び集落の変遷について、解明できた部分が大きい。

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