奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41263 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132441 件
( 前年度比 + 1757 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147568 件
( 前年度比 + 2127 件 )
現在の文化財論文件数
120577 件
( 前年度比 + 1582 件 )
現在の文化財動画件数
1302 件
( 前年度比 + 118 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1251 件
( 前年度比 + 201 件 )
※過去開催分含む

中野遺跡第91地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62334
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.62334
引用表記 埼玉県志木市教育委員会 2017 『志木市の文化財67:中野遺跡第91地点』埼玉県志木市教育委員会
埼玉県志木市教育委員会 2017 『中野遺跡第91地点』志木市の文化財67
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=則敏|last=尾形|first2=彰紀|last2=德留|first3=清公|last3=宅間|first4=浩江|last4=田中|first5=岳彦|last5=岩崎|title=中野遺跡第91地点|origdate=2017-03-17|date=2017-03-17|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/62334|location=埼玉県志木市中宗岡1丁目1番1号|ncid=BB25917118|doi=10.24484/sitereports.62334|series=志木市の文化財|volume=67}} 閉じる
ファイル
書名 中野遺跡第91地点
発行(管理)機関 志木市 - 埼玉県
書名かな なかのいせきだい91ちてん
副書名 埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 志木市の文化財
シリーズ番号 67
編著者名
編集機関
埼玉県志木市教育委員会
発行機関
埼玉県志木市教育委員会
発行年月日 20170317
作成機関ID 11228
郵便番号 3530002
電話番号 0484731111
住所 埼玉県志木市中宗岡1丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中野遺跡(第91地点)
遺跡名かな なかのいせき
本内順位
遺跡所在地 志木市柏町1丁目1510番ほか
所在地ふりがな しきしかしわちょう
市町村コード 11228
遺跡番号 09-002
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354958
東経(世界測地系)度分秒 1393421
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.832777 139.5725
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20151008-20151218
調査面積(㎡)
829.7
調査原因 道路新設及び浸透トレンチ設置工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡1
炉穴17
土坑108
主な遺物
石器
土製品
石製品
土器
特記事項 早期末葉の打越式土器が炉穴から出土した。
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
住居跡7
土坑1
主な遺物
土器
特記事項 弥生時代後期前葉から後葉にかけての集落。
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
住居跡6
主な遺物
土師器
特記事項 カマド導入期以降の集落である。67号住居跡からはカマド内からほぼ元位置で縦二つ懸けの甕形土器が出土した。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
住居跡8
主な遺物
土師器
須恵器
土製品
ミニチュア土器
特記事項 72号住居跡からは、小鍛冶炉を伴う住居跡が検出された。
要約  中野遺跡は志木市の西部に位置し、柳瀬川右岸の標高 10 m程の台地上に立地している。従前の調査により、旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代・平安時代・中世・近世の遺構と遺物が見つかっている。
 今回の調査でも縄文時代・弥生時代・古墳時代・平安時代の遺構と遺物が見つかった。縄文時代早期では炉穴・土坑に伴い早期末葉の土器が出土している。住居跡は中期中葉のものであった。中期後葉から後期初頭にかけては土坑が密集して検出された。土器の出土状態から墓壙の可能性があるものも存在する。 
 弥生時代では後期前葉から後葉の住居跡が7軒見つかっている。住居跡は平面形は小判形と略円形のものが認められるが、主柱穴 4 本で、貯蔵穴を持つなど、構造的に類似するものである。遺物は甕形土器と壷形土器が中心で、壷形土器は赤彩されたものが多く出土している。
 古墳時代では 5 世紀後葉から 6 世紀中葉までの住居跡が6軒見つかっている。カマド内から使用時の様子が分かるような状態で甕形土器が出土した。遺物は土師器坏形土器・甕形土器・高杯形土器が出土している。
 平安時代では住居跡が8軒見つかっている。カマドを付け替えたものや、住居内に小鍛冶炉を持つものが検出している。遺物は土師器坏形土器・甕形土器、須恵器坏形土器・甕形土器、小口径羽口などが出土している。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 682
ファイルダウンロード数 : 113

全国のイベント

外部出力