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報告書種別一覧 > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 高度水利機能確保基盤整備事業(出江地区)埋蔵文化財発掘調査報告

高度水利機能確保基盤整備事業(出江地区)埋蔵文化財発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/32822
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.32822
引用表記 三重県埋蔵文化財センター 2018 『三重県埋蔵文化財調査報告379:高度水利機能確保基盤整備事業(出江地区)埋蔵文化財発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2018 『高度水利機能確保基盤整備事業(出江地区)埋蔵文化財発掘調査報告』三重県埋蔵文化財調査報告379
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=和仁|last=渡辺|first2=雄也|last2=小原|title=高度水利機能確保基盤整備事業(出江地区)埋蔵文化財発掘調査報告|origdate=2018-03-09|date=2018-03-09|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/32822|location=三重県多気郡明和町竹川50|ncid=BB25811252|doi=10.24484/sitereports.32822|series=三重県埋蔵文化財調査報告|volume=379}} 閉じる
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書名 高度水利機能確保基盤整備事業(出江地区)埋蔵文化財発掘調査報告
発行(管理)機関 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
有償頒布・配布ページ https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな こうどすいりきのうかくほきばんせいびじぎょう(いずえちく)まいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこく
副書名 梅ヶ瀬遺跡・屋瀬A遺跡・屋瀬B遺跡(第2次)・下田遺跡(第1次)・中切遺跡(第1次)・新神馬場遺跡(第4次)・山見遺跡( 第1次)
巻次 平成24-27年
シリーズ名 三重県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 379
編著者名
編集機関
三重県埋蔵文化財センター
発行機関
三重県埋蔵文化財センター
発行年月日 20180309
作成機関ID 24000
郵便番号 5150325
電話番号 0596521732
住所 三重県多気郡明和町竹川50
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 梅ヶ瀬遺跡
遺跡名かな うめがせいせき
本内順位 1
遺跡所在地 三重県多気郡多気町下出江
所在地ふりがな みえけんたきぐんたきちょうしもいずえ
市町村コード 24441
遺跡番号 b101
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342844
東経(世界測地系)度分秒 1362834
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.478888 136.476111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130306-20130312
調査面積(㎡)
24
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
不明
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 屋瀬A遺跡
遺跡名かな やせAいせき
本内順位 2
遺跡所在地 三重県多気郡多気町下出江
所在地ふりがな みえけんたきぐんたきちょうしもいずえ
市町村コード 24441
遺跡番号 b102
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342840
東経(世界測地系)度分秒 1362835
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.477777 136.476388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130306-20130312
調査面積(㎡)
24
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
不明
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 屋瀬B遺跡
遺跡名かな やせBいせき
本内順位 3
遺跡所在地 三重県多気郡多気町下出江
所在地ふりがな みえけんたきぐんたきちょうしもいずえ
市町村コード 24441
遺跡番号 b103
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342836
東経(世界測地系)度分秒 1362824
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.476666 136.473333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140917-20141226
調査面積(㎡)
584.2
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
江戸
主な遺構
土坑
主な遺物
土師器
陶磁器
特記事項
遺跡名 下田遺跡
遺跡名かな しもだいせき
本内順位
遺跡所在地 三重県多気郡多気町下出江
所在地ふりがな みえけんたきぐんたきちょうしもいずえ
市町村コード 24441
遺跡番号 b106
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342828
東経(世界測地系)度分秒 1362834
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.474444 136.476111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140917-20141226
調査面積(㎡)
647
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
道路
主な遺物
土師器
陶磁器
土錘
鉄滓
特記事項 道路路面と考えられる波板状痕跡を確認。
遺跡名 中切遺跡
遺跡名かな なかぎりいせき
本内順位 5
遺跡所在地 三重県多気郡多気町下出江
所在地ふりがな みえけんたきぐんたきちょうしもいずえ
市町村コード 24441
遺跡番号 b95
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342753
東経(世界測地系)度分秒 1362810
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.464722 136.469444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150918-20160122
調査面積(㎡)
211.1
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
江戸
主な遺構
土坑
井戸
主な遺物
土師器
陶磁器
特記事項
遺跡名 新神馬場遺跡
遺跡名かな しんかみばんばいせき
本内順位 6
遺跡所在地 三重県多気郡多気町下出江
所在地ふりがな みえけんたきぐんたきちょうしもいずえ
市町村コード 24441
遺跡番号 b96
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342755
東経(世界測地系)度分秒 1362759
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.465277 136.466388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150918-20160122
調査面積(㎡)
206.9
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
鎌倉
南北朝
室町
主な遺構
掘立柱建物
土坑
主な遺物
土師器
陶器
土錘
鉄製品
特記事項 南東隅土坑を伴う掘立柱建物を検出。
遺跡名 山見遺跡
遺跡名かな やまみいせき
本内順位 7
遺跡所在地 三重県多気郡多気町下出江
所在地ふりがな みえけんたきぐんたきちょうしもいずえ
市町村コード 24441
遺跡番号 b104
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342807
東経(世界測地系)度分秒 1362810
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.468611 136.469444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150918-20160122
調査面積(㎡)
779.1
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
平安
鎌倉
主な遺構
掘立柱建物
土坑
主な遺物
縄文土器
磨製石斧
土師器
陶器
土錘
鉄製品
鉄滓
特記事項 南東隅土坑を伴う掘立柱建物を検出。
要約  屋瀬B遺跡(第2次)では、時期不明の溝と土坑を確認した。
 下田遺跡(第1次)では、複数の溝と道路1条を確認した。道路の路面と考えられる部分では凹凸痕跡(いわゆる波板状の凹凸痕跡)を検出した。これらの遺構は、出土遺物が限定的であるため、不明なものも多いが、室町~江戸時代(15世紀前半以降)と考えられる。
 中切遺跡(第1次)では、土坑・井戸などを確認した。瀬戸美濃産の陶器、肥前産の磁器をはじめ、江戸時代後半(18世紀中頃~19世紀前半)の遺物が出土した。これらの遺構は「伊勢国飯高郡下出江村全図」にある宅地の状況とおおよそ符合することが明らかとなった。
 新神馬場遺跡(第4次)では、掘立柱建物や土坑・溝などを確認した。掘立柱建物内部の南東隅では土坑(いわゆる南東隅土坑)を検出した。南伊勢系土師器や山茶碗、土錘、鉄釘、板状鉄製品をはじめ、鎌倉時代後半~室町時代(13世紀中頃~15世紀前半)の遺物が出土した。
山見遺跡(第1次)では、掘立柱建物や溝・土坑などを確認した。掘立柱建物には新神馬場遺跡(第4次)と同様に建物内の南東隅で土坑1基を検出した。南東隅土坑からは、通常の土師器のほか、ロクロ土師器や山茶碗、土錘、鉄製の鑿、鉄滓など平安時代末(12世紀後半)の遺物が多く出土し、土坑内に廃棄された状況が明らかになった。そのほか、縄文時代後期と考えられる縄文土器の深鉢の破片や磨製の両刃石斧が出土し、近隣に縄文時代の遺構が存在する可能性が推測できる成果となった。
 また、山見遺跡(第1次)から出土した鉄滓については、鉄成分の分析調査を行い、鍛造鉄製品を加工した際のものであることが明らかとなった。

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