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市谷本村町遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132772
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132772
引用表記 公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2023 『東京都埋蔵文化財センター調査報告377:市谷本村町遺跡』公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2023 『市谷本村町遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告377
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書名 市谷本村町遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな いちがやほんむらちょういせき
副書名 市ヶ谷警察総合庁舎の整備に伴う埋蔵文化財の調査 (A区-C区)
巻次
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 377
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20231130
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合一丁目14 番2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 市谷本村町遺跡
遺跡名かな いちがやほんむらちょういせき
本内順位
遺跡所在地 東京都新宿区市谷本村町7
所在地ふりがな とうきょうとしんじゅくくいちがやほんむらちょう7
市町村コード 13104
遺跡番号 61
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354143
東経(世界測地系)度分秒 1394334
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.695277 139.726111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20171101-20200331
調査面積(㎡)
11777
調査原因 市ヶ谷警察総合庁舎の整備
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑
ピット
主な遺物
土器
石器
特記事項
種別
散布地
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
土器
特記事項
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
礎石跡
石組溝
石組遺構
地下室
採土坑
井戸
道路状遺構
埋桶
胞衣埋納遺構
溝状遺構
土坑
ピット
主な遺物
磁器
陶器
土器
土製品
ミニチュア製品
木製品
石製品
金属製品
銭貨
骨角製品
ガラス製品
自然遺物
特記事項 ・尾張藩拝領前の旗本屋敷期における道路状遺構と地下室等を検出。
・市谷邸(尾張藩徳川家上屋敷)西御殿の礎石建物と廃棄遺構等を検出。
種別
城館
時代
近代(細分不明)
主な遺構
建物基礎
井戸
土管
鉄管
防空壕
埋甕
土坑
ピット
主な遺物
磁器
陶器
煉瓦
石製品
金属製品
銭貨
骨角製品
樹脂製品
特記事項 明治時代以降の陸軍施設に伴う建物基礎と配管類を検出。
要約  市谷本村町遺跡は、17 世紀中頃から幕末まで尾張藩徳川家の市谷邸が所在した場所と、その東側の寺院などを含む遺跡である。今回の発掘調査は、市谷本村町遺跡の北西側、市谷邸西御殿の北半部にあたり、明和5 年以前には旗本屋敷や火除地などがあった場所とされる。
 調査の結果、江戸時代の礎石跡、井戸、道路状遺構、地下室や土取り穴などのほか、2,000基を超える土坑やピットが検出された。遺構の時期は、①市谷邸西御殿以前の江戸時代の土地利用、②市谷邸西御殿に伴う土地利用、③近代の陸軍施設に伴う土地利用、という大きく三つの時期に分けられる。
 ①西御殿以前の遺構では、「御府内往還其外沿革図書」に描かれた尾張藩拝領前に存在した往還と考えられる道路状遺構が調査区全体で検出された。②市谷邸西御殿に伴う遺構は、約700基の礎石跡を中心とし、第二次西御殿期の建物配置が明確となった。③近代の陸軍に伴う遺構では、「東京鎮台砲兵営」・「陸軍中央幼年学校」に伴う建物基礎や配管類が検出された。

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