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大嶺村跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/36127
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.36127
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2019 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書101:大嶺村跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2019 『大嶺村跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書101
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書名 大嶺村跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな おおみねむらあと
副書名 那覇空港事務所管制塔庁舎新築工事等に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 101
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20190315
作成機関ID 470007
郵便番号 9030125
電話番号 098-835-8752
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大嶺村跡
遺跡名かな おおみねむらあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市字大嶺(那覇空港内)
所在地ふりがな おきなわけんなはしあざおおみね(なはくうこうない)
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261146
東経(世界測地系)度分秒 1273819
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.196111 127.638611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160301-20160726
調査面積(㎡)
2787
調査原因 那覇空港事務所管制塔庁舎新築工事等に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
明治
大正
昭和
主な遺構
ウマ埋葬跡
井戸
溝状遺構
遺物廃棄土坑
池跡
主な遺物
中国産陶磁器
日本産陶磁器
沖縄産陶器
金属製品
木製品
歯ブラシ
遊具
動物骨
特記事項 大嶺村及び小禄飛行場跡に伴う遺構・遺物
北緯(世界測地系)26度11分46秒、26度11分53秒、26度11分57秒 東経(世界測地系)127度38分19秒、127度38分20秒、127度38分30秒
種別
集落
不明
時代
沖縄貝塚
グスク
主な遺構
ピット
主な遺物
縄文時代後晩期土器
弥生~平安並行時代土器
石器
中国産青磁
特記事項 大嶺村以前の遺構・遺物
要約  本調査は、那覇空港拡張事業に係る那覇空港事務所管制塔庁舎新築工事等に先立つ緊急発掘調査である。発掘調査の結果、大嶺村当時とみられる井戸や廃棄土坑などの近世・近代の様々な遺構や、戦時中とみられる外来馬の埋葬跡などの遺構が検出された。また遺物にも沖縄産や日本産の陶器磁器をはじめ、近世・近代の約2万点強の遺物が出土した。中でも日本軍の銘の残る歯ブラシは、九州の連隊と小禄飛行場との関係性を示す重要な資料
である。
 また、内陸部側の調査区においては、近世・近代以前の可能性のある遺構が検出されたほか、遺物中にもグスク時代及び先史時代の遺物が確認された。これらの成果から、那覇空港内において、先史時代及びグスク時代の遺跡が残されている可能性が挙げられる。その背景として、管制塔地区は少なくとも縄文時代中期頃までは潮間帯中下部であったことが明らかとなり、大嶺崎周辺の陸域の変化が遺跡形成に大きく影響している可能性が挙げられる。

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