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栃原岩陰遺跡発掘調査報告書 

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90081
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90081
引用表記 北相木村教育委員会 2019 『栃原岩陰遺跡発掘調査報告書 』北相木村教育委員会
北相木村教育委員会 2019 『栃原岩陰遺跡発掘調査報告書 』
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書名 栃原岩陰遺跡発掘調査報告書 
発行(管理)機関 北相木村 - 長野県
書名かな とちばらいわかげいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次 第1次~第15次調査(1965~1978)
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
北相木村教育委員会
発行機関
北相木村教育委員会
発行年月日 20191025
作成機関ID 203076
郵便番号 3841201
電話番号 0267772111
住所 長野県南佐久郡北相木村2744
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 栃原岩陰遺跡
遺跡名かな とちばらいわかげいせき
本内順位
遺跡所在地 長野県南佐久郡北相木村東栃原277-2・上ノ段664
所在地ふりがな ながのけんみなみさくぐんきたあいきむらひがしとちばらうえのだん
市町村コード 203076
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 360340
東経(世界測地系)度分秒 1383053
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.061111 138.514722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19651215-19780401
調査面積(㎡)
60
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
洞穴
時代
縄文
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
埋葬人骨5
配石(石囲)炉多数
焼土多数
主な遺物
縄文土器
縄文石器
縄文骨角器
縄文貝製品
縄文人骨
動物骨
植物遺存体
弥生土器
土師器
特記事項 特に縄文早期の遺物 が多く、この時期の 骨角器や貝製品など も多く出土した。 人骨は12体に及ぶ。 動物骨の破片数は、 推定10万点を超え る。
要約  国史跡栃原岩陰遺跡は複数の岩陰を含むが、このうち遺跡西側の「栃原岩陰部」では、栃原岩陰遺跡発掘調査団を中心に、1965年~1978年にかけて、学術的な発掘調査が行われた。
  主に縄文早期の土器、石器とともに、埋葬例5体を含む12体の人骨、動物骨、貝製品、そして骨角器などが出土し、山間部では珍しい有機質遺物を多量に見る遺跡となった。さらに、岩陰部の遺物包含層は約5.6mにおよび、概ね時代順に堆積していた と考えられ、考古学的に極めて重要な遺跡とされてきた。しかし、調査の中心を担った方々が故人となられたこともあり、正式な報告書は刊行されなかった。 そこで北相木村教育委員会では、遺物の整理作業等を引き継ぎ、その成果をまとめることとした。本書では、縄文早期を中心とした多様な遺物を、今日的な視点で捉え直し、調査当時の平面図、セクション図や、さらに近年行われた放射性炭素年代測定などの成果を加え、遺跡理解の基礎資料として提示した。
 その結果、遺物包含層を5つの時期に区分し、特に縄文早期前葉から中葉における岩陰利用の変遷を描いた。

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