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国分寺遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90223
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90223
引用表記 岐阜県文化財保護センター 2021 『岐阜県文化財保護センター調査報告書150:国分寺遺跡』岐阜県文化財保護センター
岐阜県文化財保護センター 2021 『国分寺遺跡』岐阜県文化財保護センター調査報告書150
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書名 国分寺遺跡
発行(管理)機関 岐阜県文化財保護センター - 岐阜県
書名かな こくぶんじいせき
副書名
巻次
シリーズ名 岐阜県文化財保護センター調査報告書
シリーズ番号 150
編著者名
編集機関
岐阜県文化財保護センター
発行機関
岐阜県文化財保護センター
発行年月日 20210315
作成機関ID 21000
郵便番号 5020003
電話番号 0582378550
住所 岐阜市三田洞東1-26-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 国分寺遺跡
遺跡名かな こくぶんじいせき
本内順位
遺跡所在地 岐阜県大垣市青野町
所在地ふりがな ぎふけんおおがきしあおのちょう
市町村コード 21202
遺跡番号 08548
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352259.1
東経(世界測地系)度分秒 1363303.7
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.383083 136.551027
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170704-20171129
20180703-20181211
調査面積(㎡)
4290
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
飛鳥白鳳
奈良
平安
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
単独柱穴
土坑
自然流路
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
灰釉陶器
中近世陶磁器
鉄製品
特記事項 発掘区中央から西寄りで国分寺創建期と思われる掘立柱建物、柵、土坑・柱穴群を検出した。
要約 当遺跡は史跡美濃国分寺跡及びその周辺に広がる、古代を中心とした遺跡である。美濃国分寺跡(伽藍内)は昭和43~45年に、伽藍南面隣接地は平成8~14年に大垣市教育委員会によって発掘調査が行われた。大正10年3月に金堂跡と塔跡基壇跡付近が国指定史跡となり、昭和46年7月に伽藍域のほぼ全域と伽藍北東方向に所在する瓦窯跡が、昭和49年5月に伽藍域東側の一部が追加指定された。さらに令和元年10月に、伽藍南側の隣接地が追加指定された。今回の発掘区はこの伽藍南面と接する道路の拡幅に伴う調査である。2か年にわたる発掘調査では、掘立柱建物1棟、柵6列などを検出した。これらの多くは古代のものと考えられ、美濃国分寺の活動と何らかの関係がある可能性がある。遺物では、土器や、瓦などの土製品、木製品などが出土した。このうち土器は、須恵器や灰釉陶器が大半を占め、少量ながら縄文土器・弥生土器・中近世陶磁器も出土した。須恵器や灰釉陶器には墨書があるものが認められ、この他に律令的な祭祀に用いられたと考えられる美濃須衛窯産の陶馬、斎串も出土した。今回確認した遺構・遺物から、美濃国分寺の活動の消長の一端を確認することができた。

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