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西原大塚遺跡第243地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140162
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140162
引用表記 埼玉県志木市教育委員会 2024 『志木市の文化財100:西原大塚遺跡第243地点』埼玉県志木市教育委員会
埼玉県志木市教育委員会 2024 『西原大塚遺跡第243地点』志木市の文化財100
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書名 西原大塚遺跡第243地点
発行(管理)機関 志木市 - 埼玉県
書名かな にしはらおおつかいせきだい243ちてん
副書名 埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名 志木市の文化財
シリーズ番号 100
編著者名
編集機関
埼玉県志木市教育委員会
発行機関
埼玉県志木市教育委員会
発行年月日 20240830
作成機関ID 11228
郵便番号 3530002
電話番号 0484731111
住所 埼玉県志木市中宗岡1丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 西原大塚遺跡(第243地点)
遺跡名かな にしはらおおつかいせき
本内順位
遺跡所在地 志木市幸町3丁目7271番の一部
所在地ふりがな しきしさいわいちょう
市町村コード 11228
遺跡番号 09-007
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354928
東経(世界測地系)度分秒 1393354
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.824444 139.565
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230530-20230802
調査面積(㎡)
601.97
調査原因 共同住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑40
ピット2
主な遺物
土器
土製品
石器
特記事項  3基の土 坑(100 5・1011・1036D)で加曽利EⅢ式の深鉢形縄文土器が埋設された状態で出土。
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
住居跡1
方形周溝墓3
主な遺物
土器
特記事項  弥生時代後期~古墳時代前期の住居跡(671Y)から炭化材を検出。
 隣接する区画整理第70地点で確認されていた方形周溝墓(25方)の北東溝を検出し全容が判明。
 25方の北東側で同様な軸線をもつ2基の方形周溝墓(37・38方)が検出され、調査区周辺に方形周溝墓群が形成されていることを確認。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土坑1
溝跡1
ピット34
主な遺物
特記事項
要約  西原大塚遺跡は、旧石器時代から中・近世にかけての複合遺跡である。今回は遺跡の中央に位置する第243地点の調査成果を収録している。
 今回の調査で確認された主要な遺構は、縄文時代の土坑40基、弥生時代後期~古墳時代前期の住居跡1軒、方形周溝墓3基である。
 周辺遺跡の調査結果から、本調査地点は縄文時代中期においては環状集落に囲まれた広場の一角に位置すると想定されていたが、約600㎡の調査でも居住関連の遺構は確認されず、埋設土器を伴うものなど主に土坑群の分布域であることが判明した。
 弥生時代後期~古墳時代前期においても、住居跡は1軒のみの検出である。一方、3基の方形周溝墓が集中して検出されたことから、本調査地点では通時的に居住空間とは区別された土地利用がなされていたことがわかった。

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