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鞠智城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122615
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122615
引用表記 歴史公園鞠智城・温故創生館 2011 『鞠智城跡文化財調査報告8:鞠智城跡』歴史公園鞠智城・温故創生館
歴史公園鞠智城・温故創生館 2011 『鞠智城跡』鞠智城跡文化財調査報告8
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書名 鞠智城跡
発行(管理)機関 歴史公園鞠智城・温故創生館 - 熊本県
有償頒布・配布ページ http://www.kumamoto-bunho.jp/index.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな きくちじょうあと
副書名 第31次調査報告
巻次 21
シリーズ名 鞠智城跡文化財調査報告
シリーズ番号 8
編著者名
編集機関
歴史公園鞠智城・温故創生館
発行機関
歴史公園鞠智城・温故創生館
発行年月日 20110324
作成機関ID 43000
郵便番号 8628609
電話番号 0963831111
住所 熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 鞠智城跡
遺跡名かな きくちじょうあと
本内順位
遺跡所在地 熊本県山鹿市菊鹿町米原ほか
所在地ふりがな くまもとけんやまがしきくかまちよなばる
市町村コード 43208
遺跡番号 100
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 330010
東経(世界測地系)度分秒 1304700
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.002777 130.783333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090513-20100331
調査面積(㎡)
598
調査原因 遺跡整備
遺跡概要
種別
城館
時代
古代(細分不明)
主な遺構
貯水池跡
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 ・敷石状遺構
・岩盤削出堰堤
・水路状遺構
要約  41トレンチの調査で敷石状遺構、岩盤削出堰堤、水路状遺構が検出された。敷石状遺構は岩盤削出堰堤の西側、池部西岸の地山上に貼り付けられた敷石で、護岸などの役割を持っていたと考えられる。
 岩盤削出堰堤は貯水池の池部と水路部とを分ける部分であり、また池部から水路へ水を流す際に水量と水流を調整する役割を果たしていたものである。
 水路状遺構は2本検出し、西側のものを第1水路、東側のものを第2水路とした。第1水路は鉄砲水などによる礫の堆積で埋没したため、第2水路が造られたものと考えられる。第2水路は大きく3つの部位に分けることができ、水路内に開渠状遺構などを設け、水路を流れる水の水量、水流を調整していたことが判明した。
 また、排水施設の推定箇所が確認できた。残念ながら当時の状況を復元できる状態ではなかったが、おそらく近くに散在する大型礫を積み上げた水門が存在したものと考えられる。

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