奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41515 件
( 発行機関数 759 機関 )
現在の書誌登録数
132577 件
( 前年度比 + 1903 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147731 件
( 前年度比 + 2288 件 )
現在の文化財論文件数
120680 件
( 前年度比 + 1687 件 )
現在の文化財動画件数
1314 件
( 前年度比 + 130 件 )
( 登録機関数 118 機関 )
文化財イベント件数
1265 件
( 前年度比 + 216 件 )
※過去開催分含む
発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書

東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/99735
引用表記 千葉県教育振興財団 2019 『千葉県教育振興財団調査報告780:東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団
千葉県教育振興財団 2019 『東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告780
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=智至|last=服部|first2=敬宏|last2=太田|first3=奈奈|last3=大久保|first4=慶一郎|last4=小川|first5=孝之|last5=蜂屋|title=東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書|origdate=2019-03-20|date=2019-03-20|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/99735|location=千葉県四街道市四街道鹿渡809-2|ncid=BB28895419|series=千葉県教育振興財団調査報告|volume=780}} 閉じる
ファイル
書名 東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな とうきょうがいかくかんじょうどうろまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 市川市雷下遺跡(1)〜(4)・(7)〜(10)
巻次 14
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 780
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県教育振興財団
発行年月日 20190320
作成機関ID 122289
郵便番号 2840003
電話番号 0434244848
住所 千葉県四街道市四街道鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 雷下遺跡(1)
遺跡名かな かみなりしたいせき
本内順位 1
遺跡所在地 千葉県市川市北国分三丁目3363ほか
所在地ふりがな ちばけんいちかわしきたこくぶさんちょうめ3363ほか
市町村コード 12203
遺跡番号 203-006(1)
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20010409-20020329
調査面積(㎡)
42
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
縄文時代遺物包含層
主な遺物
旧石器時代石器
縄文土器(早期〜中期・晩期)
縄文時代石器
土師器
中・近世陶磁器
中・近世銭貨
特記事項 縄文時代早期後葉の低地性貝塚を主体とする調査。貝層は,第9貝層〜第1貝層の9層からなり,貝層分布内・外縁を中心に茅山上層式〜下沼部式期を主体とする遺物が大量に出土した。雷下遺跡(8)の貝層分布南側外縁では,日本最古となる縄文時代早期後葉の丸木舟(6660±35 14C BP)を検出した。遺構では,貝層分布の南北に位置する微高地から灰・炭化物集中地点(焚き火跡)や集石遺構を検出した。
遺跡名 雷下遺跡(2)
遺跡名かな かみなりしたいせき
本内順位 2
遺跡所在地 千葉県市川市国分七丁目1127-1ほか
所在地ふりがな ちばけんいちかわしこくぶななちょうめ1127-1ほか
市町村コード 12203
遺跡番号 203-006(2)
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20020401-20021031
調査面積(㎡)
186
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
縄文時代集石遺構4
縄文時代遺物包含層
主な遺物
旧石器時代ナイフ形石器
旧石器時代尖頭器
縄文土器(早期〜後期)
縄文時代石器
縄文時代木製品
縄文時代動植物遺体
土師器
墨書土器
中・近世陶磁器
古墳時代埴輪
中・近世銭貨
特記事項
遺跡名 雷下遺跡(3)
遺跡名かな かみなりしたいせき
本内順位 3
遺跡所在地 千葉県市川市国分七丁目1135-3ほか
所在地ふりがな ちばしいちかわしこくぶんななちょうめ1135-3ほか
市町村コード 12203
遺跡番号 203-006(3)
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20031028-20031128
調査面積(㎡)
48
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
縄文時代遺物包含層
主な遺物
旧石器時代石器
縄文土器(早期〜中期・晩期)
縄文時代石器
土師器
中・近世陶磁器
中・近世銭貨
特記事項
遺跡名 雷下遺跡(4)
遺跡名かな かみなりしたいせき
本内順位 4
遺跡所在地 千葉県市川市国分七丁目1127-1ほか
所在地ふりがな ちばけんいちかわしこくぶんななちょうめ1127-1ほか
市町村コード 12203
遺跡番号 203-006(4)
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20050719-20050922
調査面積(㎡)
120
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
貝塚
散布地
時代
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
縄文時代貝層
縄文時代遺物包含層
主な遺物
縄文土器(早期・前期・後期)
縄文時代石器
縄文時代動植物遺体
土師器
墨書土器
中・近世陶磁器
中・近世銭貨
特記事項
遺跡名 雷下遺跡(7)・(7)₋2・(8)・(8)₋2・(9)
遺跡名かな かみなりしたいせき
本内順位 5
遺跡所在地 千葉県市川市国分七丁目1127-1ほか
所在地ふりがな ちばけんいちかわしこくぶんななちょうめ1127-1ほか
市町村コード 12203
遺跡番号 203-006(7)・(7)-2・(8)・(8)-2・(9)
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20121101-20130327
20130401-20130730
20130507-20140328
20140403-20140530
20140403-20150130
調査面積(㎡)
1000
1724
4195
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
貝塚
散布地
時代
旧石器
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
縄文時代貝層
縄文時代集石遺構10
縄文時代灰・炭化物集中地点98
縄文時代土坑1
縄文時代遺物集中地点13
主な遺物
旧石器時代石器
縄文土器(早期〜後期)
縄文時代石器
縄文時代丸木舟
縄文時代木製品
縄文時代編組製品
縄文時代骨角歯牙貝製品
縄文時代動植物遺体
縄文時代人骨
土師器
中・近世陶磁器
特記事項
遺跡名 雷下遺跡(10)
遺跡名かな かみなりしたいせき
本内順位 6
遺跡所在地 千葉県市川市国分七丁目1121-30の一部
所在地ふりがな ちばけんいちかわしこくぶんななちょうめ1121-30の一部
市町村コード 12203
遺跡番号 203-006(10)
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20160715-20160729
調査面積(㎡)
16
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
貝塚
散布地
時代
旧石器
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
縄文時代貝層
縄文時代集石遺構4
縄文時代灰・炭化物集中地点98
縄文時代土坑1
縄文時代遺物集中地点13
主な遺物
旧石器時代石器
縄文土器(早期〜後期)
縄文時代石器
縄文時代丸木舟
縄文時代木製品
縄文時代編組製品
縄文時代骨角歯牙貝製品
縄文時代動植物遺体
縄文時代人骨
土師器
陶磁器
特記事項 出土した遺構数は(7)〜(9)と共通
要約  雷下遺跡は,道免き谷津遺跡の開口部付近に位置する縄文時代早期後葉の貝層と自然貝層を伴う低地遺跡である。有楽町海進期に形成された波食台上に立地し,波食台を侵食する埋没谷を埋積するように貝層が形成されていた。貝層は第9貝層〜第1階層の9層からなり,沖積層が最も厚く堆積する埋没谷内部に位置する雷下遺跡(7)では,標高約2m〜ー2.5mの位置に間層を夾在しながら約4.5mの厚さで堆積しており,貝層やその周縁部からは茅山上層式〜下沼部式を主体とする条痕文系土器や敲石類を主体とする礫石器が出土したほか,丸木舟や棒状木製品,編組製品,骨角歯牙貝製品や動植物遺体などの低地遺跡を特徴付ける貴重な資料が出土した。
 貝層から採取した試料の年代測定からは,約10000年間の時間幅を持って連綿と形成されたことが判明している。また,珪藻や微小貝類の分析をはじめとする自然科学分析から,貝層の堆積環境について,下位から上位へ向けて海水泥質干潟環境から汽水泥質干潟環境へ推移し,局所的には貝殻廃棄の場が潮間帯上部〜飛沫帯にあった可能性を指摘した。
 貝層の大半は,推定された堆積環境に調和するように沿岸流による二次堆積の様相を呈していいるが,唯一,貝層分布北西端(北側微高地)においてのみプライマリーな状態の貝層(第1貝層・第5貝層)が保存されており,周辺からは灰・炭化物集中地点(焚き火跡)や集石遺構が密集して検出された。また,本地点の第5貝層や特に灰・炭化物集中地点が密集する(9)SX050からは,解剖学的位置を保持した周産期人骨や幼児下肢骨が検出されたほか,線刻文様のある骨角歯牙製品の優品などが出土しており,低地での生業に関わる痕跡だけでなく,埋葬や埋納を示唆する貴重な資料が得られた。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 544
ファイルダウンロード数 : 0

全国のイベント

外部出力