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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 椀貸塚古墳・平塚古墳・角塚古墳

椀貸塚古墳・平塚古墳・角塚古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/15124
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.15124
引用表記 観音寺市教育委員会 2014 『観音寺市内遺跡発掘調査事業報告書15:椀貸塚古墳・平塚古墳・角塚古墳』観音寺市教育委員会
観音寺市教育委員会 2014 『椀貸塚古墳・平塚古墳・角塚古墳』観音寺市内遺跡発掘調査事業報告書15
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書名 椀貸塚古墳・平塚古墳・角塚古墳
発行(管理)機関 観音寺市 - 香川県
書名かな わんかしづかこふん ひらづかこふん かくづかこふん
副書名 大野原古墳群;1
巻次
シリーズ名 観音寺市内遺跡発掘調査事業報告書
シリーズ番号 15
編著者名
編集機関
観音寺市教育委員会
発行機関
観音寺市教育委員会
発行年月日 20140331
作成機関ID
郵便番号 788-8601
電話番号 0875-23-3943
住所 香川県観音寺市坂本町一丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 椀貸塚古墳   
遺跡名かな わんかしづかこふん    
本内順位 1
遺跡所在地 香川県観音寺市大野原町大野原1913番地1ほか
所在地ふりがな かがわけんかんおんじしおおのはらちょうおおのはら1913ばんちほか
市町村コード 372056
遺跡番号 2006  
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 340516
東経(世界測地系)度分秒 1333948
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.087777 133.663333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090702-20091221
20110502-20111125
20100903-20121012
20131004-20131107
調査面積(㎡)
26
34
7
6
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
横穴式石室(複室構造)
 二重周濠
 周堤
 列石
主な遺物
須恵器
特記事項 円墳 墳丘直径37.2m 周濠を含む墓域直径70m 石室 羨道+前室+玄室 全長14.8m玄室長6.8m 玄室最大幅3.6m 玄室最大高3.9m玄室床面積 24.6㎡ 玄室空間容積 72.7㎥
時代 : 古墳(6世紀後葉)
遺跡名 平塚古墳
遺跡名かな ひらづかこふん
本内順位 2
遺跡所在地 香川県観音寺市大野原町大野原1533番地ほか
所在地ふりがな かがわけんかんおんじしおおのはらちょうおおのはら1533ばんちほか
市町村コード 372056
遺跡番号 2008 
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 340501
東経(世界測地系)度分秒 1333938
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.083611 133.660555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091105-20100202
20101115-20110331
20120210-20120217
調査面積(㎡)
61
7
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
横穴式石室
列石(前庭部)
周濠
主な遺物
須恵器
特記事項 円墳 墳丘直径50.2m周濠を含む墓域直径66.7m石室 羨道+玄室 全長13.2m玄室長6.5m 玄室最大幅3m 玄室最大高2.6m 玄室床面積 18.3㎡ 玄室空間容積 41.3㎥
遺跡名  角塚古墳
遺跡名かな かくづかこふん
本内順位 3
遺跡所在地 香川県観音寺市大野原町大野原1681番地ほか
所在地ふりがな かがわけんかんおんじしおおのはらちょうおおのはら1681ばんちほか
市町村コード 372056
遺跡番号 2009
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 340506
東経(世界測地系)度分秒 1333938
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.085 133.660555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120109-20120329
20121121-20130329
20130705-20131003
調査面積(㎡)
45
27
14
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
横穴式石室
周濠
主な遺物
須恵器
特記事項 方墳 縦41.7×横37.8m周濠を含む墓域縦48.4×横44.5m石室 羨道+玄室 全長12.5m玄室長4.7m 玄室最大幅2.6m 玄室最大高2.4m玄室床面積 10.1㎡ 玄室空間容積 25㎥
要約 大野原古墳群は、香川県の西端に位置する観音寺市大野原町大野原に所在する古墳時代後期~終末期に築造された古墳群である。
そのうち椀貸塚古墳、平塚古墳、角塚古墳は昭和28年に香川県指定史跡となっており大野原三大古墳として広く知られている。
これに岩倉塚古墳を加えて4基の大型横穴式石室墳が存在し、これらの築造年代とその順序は、椀貸塚(6世紀後葉)→岩倉塚(6世紀後葉)→平塚(7世紀初)→角塚(7世紀第二四半期)であり、各古墳が築造されたそれぞれの時期においては四国最大級の石室規模を誇っている。
特筆すべきは、椀貸塚(円墳)の複室構造の横穴式石室の玄室規模は畿内中枢部の横穴式石室規模に準ずるものであること。また、この時期には珍しく墳丘周囲に二重周濠と周堤が配されており、周濠を含む墓域の直径は70mとなる。 平塚(円墳)は墳丘規模では香川県最大のもので、周濠を含めた墓域直径は66.7mであり、椀貸塚に準ずる規模である。       
方墳である角塚は花崗岩を玄室の主たる石材と天井石のすべてに用いた巨石墳であり、同古墳群最後の大型横穴式石室墳である。今回の平成21年度から25年度までの範囲確認調査では、これまで未詳であった、横穴式石室の全長やその規模、形態、墳丘の直径、周濠等を含めた占有面積を確認することができ、遺跡の文化財的価値を再評価し、今後の保存・活用を図るための基本的な資料を得ることができたことが大きな成果と言える。

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