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有田・小田部61

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140280
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140280
引用表記 福岡市教育委員会 2024 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1494:有田・小田部61』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2024 『有田・小田部61』福岡市埋蔵文化財調査報告書1494
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書名 有田・小田部61
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな ありた・こたべ61
副書名 有田遺跡群第272次調査報告
巻次 61
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1494
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20240322
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 有田遺跡群第272次
遺跡名かな ありたいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 福岡県福岡市早良区南庄3丁目257,258,260-4
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしさわらくみなみしょう3ちょうめ257,258,260-4
市町村コード 40137
遺跡番号 0309
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333421
東経(世界測地系)度分秒 1302006
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.5725 130.335
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20211122-20220128
調査面積(㎡)
196.107
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴建物
土坑
柱穴
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石器
特記事項
要約  有田遺跡群は早良平野の北側に位置し,室見川右岸の独立中位段丘上に立地する。第272次調査地点は遺跡群内の北側に位置し、遺構面の標高は約6.5mを測る。近隣地では89次、178次、202次調査が実施され、古墳時代前期の周溝墓群が確認されている。今回検出した遺構は、古墳時代後期の竪穴建物跡1軒、掘立柱建物跡1棟、柵列1列、その他、ピット多数である。
 竪穴建物跡は調査区南東端において検出した。約2分の1が調査区の外にあるため全体の規模は不明であるが、1辺が約6mの方形建物であり、北西壁にカマドの痕跡を残す。
カマドは破壊されており、周辺に白色粘土・焼土が散在し、土師器や須恵器の破片が投棄されていた。時期は古墳時代後期であると考えられる。
 出土遺物は弥生土器、土師器、須恵器で、コンテナケース3箱分である。
 以上の調査結果から本調査地点において古墳時代後期の居住域が形成されていたことを確認することができた。一方、東西の隣接地で確認されている墳墓に関連する遺構は確認することができなかった。

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