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東平遺跡第43地区

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131451
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131451
引用表記 富士市教育委員会 2022 『富士市埋蔵文化財調査報告72:東平遺跡第43地区』富士市教育委員会
富士市教育委員会 2022 『東平遺跡第43地区』富士市埋蔵文化財調査報告72
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書名 東平遺跡第43地区
発行(管理)機関 富士市 - 静岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.fuji.shizuoka.jp/kyouiku/c0403/fmervo000000aysq.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ひがしだいらいせき だい43ちく
副書名
巻次
シリーズ名 富士市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 72
編著者名
編集機関
富士市教育委員会
発行機関
富士市教育委員会
発行年月日 20220318
作成機関ID 22210
郵便番号 4178601
電話番号 0545552875
住所 静岡県富士市永田町1丁目100番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 総括
英語タイトル
著者
佐藤 祐樹 , SATO Yuki
ページ範囲 25 - 26
NAID
都道府県 静岡県
時代 古墳 飛鳥白鳳
文化財種別 史跡 考古資料 有形文化財
史跡・遺跡種別 集落 官衙
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ その他
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 東平遺跡は、静岡県東部、富士山南麓に広がる大淵扇状地の緩斜面上に位置する。遺跡の西には伝法沢川が流れ、潤井川から分岐した小潤井川に合流し駿河湾へと至る。遺跡の南東部に所在する富知六所浅間神社周辺は富士山の溶岩末端部分に位置し現在も湧水が認められており、そこから駿河湾へ注ぎ込む。また、調査地点の西方130m には、直径54m に復元される古墳時代後期初頭頃の円墳(もしくは造り出し付き円墳)と想定されている静岡県指定史跡 伊勢塚古墳が占地している。
調査の結果、東平遺跡第43 地区では、竪穴建物や掘立柱建物はまったく検出されず、古代の土器もほぼ認められないものの南北方向に伸びる幅1.5m の溝(SD4001)が調査区を貫くように延びることが明らかとなった。出土資料に乏しく溝の使用年代が不安定なものの、覆土の様相などから古代のものと推測される。溝の用途としては伊勢塚古墳を含む墓域と居住域の空間を区画する役割や用水路の用途など様々なことが想定されるがいずれも決定的ではない。
今後、奈良時代以降の東平遺跡における建物方位の推移を再検討し、地形に左右されない何らかの方位規制のあり方やその要因とも想定される古代東海道との関連、もしくは遺構が密集しないという調査成果を積極的に理解し、それらを含めた土地利用のあり方について再考する必要がある。
所収遺跡
遺跡名 東平遺跡 第43地区
遺跡名かな ひがしだいらいせき
本内順位 1
遺跡所在地 静岡県富士市伝法
所在地ふりがな しずおかけんふじしでんぼう
市町村コード 22210
遺跡番号 042
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351010.37
東経(世界測地系)度分秒 1384020.28
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.169547 138.6723
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200414
20210113-20210216
調査面積(㎡)
8.051
412.248
調査原因 集合住宅建設に先立つ本発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
溝状遺構
土坑
ピット
主な遺物
土器
陶磁器
金属製品
特記事項
要約 本書では、東平遺跡第43 地区の発掘調査の成果を報告する。
東平遺跡は、静岡県東部、富士山南麓に広がる大淵扇状地の緩斜面上に位置する。遺跡の西には伝法沢川が流れ、潤井川から分岐した小潤井川に合流し駿河湾へと至る。遺跡の南東部に所在する富知六所浅間神社周辺は富士山の溶岩末端部分に位置し現在も湧水が認められており、そこから駿河湾へ注ぎ込む。また、調査地点の西方130m には、直径54m に復元される古墳時代後期初頭頃の円墳(もしくは造り出し付き円墳)と想定されている静岡県指定史跡 伊勢塚古墳が占地している。
調査の結果、東平遺跡第43 地区では、竪穴建物や掘立柱建物はまったく検出されず、古代の土器もほぼ認められないものの南北方向に伸びる幅1.5m の溝(SD4001)が調査区を貫くように延びることが明らかとなった。出土資料に乏しく溝の使用年代が不安定なものの、覆土の様相などから古代のものと推測される。溝の用途としては伊勢塚古墳を含む墓域と居住域の空間を区画する役割や用水路の用途など様々なことが想定されるがいずれも決定的ではない。
今後、奈良時代以降の東平遺跡における建物方位の推移を再検討し、地形に左右されない何らかの方位規制のあり方やその要因とも想定される古代東海道との関連、もしくは遺構が密集しないという調査成果を積極的に理解し、それらを含めた土地利用のあり方について再考する必要がある。

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