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京都府遺跡調査報告集

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131598
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131598
引用表記 公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター 2023 『京都府遺跡調査報告集』公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター 2023 『京都府遺跡調査報告集』
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書名 京都府遺跡調査報告集
発行(管理)機関 (公財)京都府埋蔵文化財調査研究センター - 京都府
書名かな きょうとふいせきちょうさほうこくしゅう
副書名 本文編 / 図版編
巻次 189
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター
発行機関
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター
発行年月日 20230331
作成機関ID
郵便番号 6170002
電話番号 0759333877
住所 京都府向日市寺戸町南垣内40-3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 芝山遺跡・芝山古墳群 第15 ~ 21次
遺跡名かな しばやまいせき・しばやまこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 京都府城陽市富野中ノ芝・北ノ 芝・上ノ芝
所在地ふりがな きょうとふじょうよ うしとのなかのしば・きたのしば・うえのしば
市町村コード 26207
遺跡番号 56 90
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345048
東経(世界測地系)度分秒 1354726
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.846666 135.790555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160126-20160304
20160425-20170303
20170417-20180228
20180412-20180904
20180703-20190227
20190422-20200227
20200520-20210226
調査面積(㎡)
550
7000
2865
2855
3028
5559
4850
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳周溝
古墳主体部
竪穴建物
埴輪棺
土器棺
土壙墓
主な遺物
銅鏡
勾玉
管玉
鉄剣
鉄刀
鉄鏃
須恵器
土師器
埴輪
特記事項 蛇行剣二点
種別
集落
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
竪穴建物
土坑
ピット
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
掘立柱建物
柵列
土坑
段状遺構
自然流路
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項 軒平瓦6663D型式
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
素掘り溝群
テラス状遺構
主な遺物
須恵器
土師器
瓦器
中国製陶磁器
陶磁器
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
素掘り溝群
粘土採掘坑
主な遺物
土師器
陶磁器
特記事項
要約 新名神高速道路の建設に伴い、2016年から2021年にかけて7次にわたって芝山遺跡及び芝山古墳群の発掘調査を行った。丘陵尾根上には梅の子塚古墳群より先行して築造される古墳時代前期から中期の古墳、丘陵平坦地には後期の古墳が分布するものと考えられていたが、一連の調査により、飛鳥時代の竪穴建物が古墳を壊して造られていることが判明し、墓域から集落域へと変遷する土地利用に関する知見を得ることができた。また、芝山遺跡では官衙的な配置の奈良時代の建物群と併行する二条の溝が見つかっており、これらを官道と「駅家」と評価する考えがあるが、積極的にこれを肯定する資料は得られなかった。しかし、道路と目される両溝の北・南の平坦面では、奈良時代の掘立柱建物や柵列が多数見つかり、この官衙的な施設の周囲には多くの人間が住まわっていたことが判明した。

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