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多賀城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138836
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138836
引用表記 宮城県多賀城跡調査研究所 2021 『宮城県多賀城跡調査研究所年報2020:多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所
宮城県多賀城跡調査研究所 2021 『多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所年報2020
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書名 多賀城跡
発行(管理)機関 宮城県多賀城跡調査研究所 - 宮城県
書名かな たがじょうあと
副書名 第94次調査
巻次
シリーズ名 宮城県多賀城跡調査研究所年報
シリーズ番号 2020
編著者名
編集機関
宮城県多賀城跡調査研究所
発行機関
宮城県多賀城跡調査研究所
発行年月日 20210326
作成機関ID 04000
郵便番号 9850862
電話番号 0223680102
住所 宮城県多賀城市高崎1丁目22-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 多賀城跡 第94次調査
遺跡名かな たがじょうあと
本内順位
遺跡所在地 宮城県多賀城市市川・浮島
所在地ふりがな みやぎけんたがじょうしいちかわ・うきしま
市町村コード 04209
遺跡番号 004
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 381824
東経(世界測地系)度分秒 1405918
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.306666 140.988333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200521-20201113
調査面積(㎡)
600
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物
柱列
竪穴建物
井戸
主な遺物
土師器
須恵器
須恵系土器
製塩土器
灰釉陶器
緑釉陶器
白磁
近世陶器
転用砥
土製品
石製品
鉄製品
鉄滓
石器
特記事項
要約  第94次調査では政庁地区北方を対象として、丘陵尾根部分を中心に遺構分布や構成を確認すること、加えて、沢の範囲など旧地形を把握し、地形と遺構分布との関連性を確認することを目的とした。
 調査の結果、以下の成果を得た。
①丘陵尾根付近のA区では、掘立柱建物、柱列、竪穴建物、土坑、井戸、溝、自然流路を検出した。このうち古代と考えられる遺構には、掘立柱建物2棟、柱列1条、竪穴建物1棟、土坑4基、溝1条がある。丘陵尾根で検出した2棟の掘立柱建物は、一部の検出ではあるものの、掘方・柱痕跡・柱間の規模が大きく、大型の建物の可能性がある。また、土坑からは、主に10~11世紀代の土師器・須恵系土器を中心とした遺物が多数出土している。
②沢の北側斜面にあたるB区では、複数の遺構面が確認され、竪穴建物、柱穴群、溝、小溝群、整地層を検出した。これらは出土遺物から、沢の南側と同様に政庁第Ⅲ期以降と考えられる。また、沢の堆積層からは、硯・製塩土器や11世紀後半~12世紀前半の白磁が出土している。

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