URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/140550
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DOI 二次元コード |
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DOI |
http://doi.org/10.24484/sitereports.140550
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引用表記 |
公益財団法人大阪府文化財センター 2024 『松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書19|333:三宅西遺跡』松原市教育委員会
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公益財団法人大阪府文化財センター 2024 『三宅西遺跡』松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書19|333
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wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=智博|last=井上|first2=徹也|last2=小倉|first3=義和|last3=加藤|first4=貞|last4=李|first5=武|last5=中塚|first6=|last6=株式会社パレオ・ラボ|first7=|last7=古代の森研究舎|title=三宅西遺跡|origdate=2024-09-30|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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ファイル |
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書名 |
三宅西遺跡 |
発行(管理)機関 |
松原市
- 大阪府
|
有償頒布・配布ページ |
https://www.city.matsubara.lg.jp/sports_bunka_kanko/bunka/bunkazai/ ※ 有償頒布・配布していない場合もあります |
書名かな |
みやけにしいせき |
副書名 |
南部大阪都市計画事業松原市三宅西土地区画整理事業に伴う三宅西遺跡(D2-1-2)発掘調査報告書 |
巻次 |
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シリーズ名 |
松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書 |
シリーズ番号 |
19|333 |
編著者名 |
|
編集機関 |
公益財団法人大阪府文化財センター
|
発行機関 |
松原市教育委員会
|
発行年月日 |
20240930 |
作成機関ID |
27217 |
郵便番号 |
5808501 |
電話番号 |
0723341550 |
住所 |
松原市阿保1-1-1 |
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
|
資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
本書は図1・図10を除き、「CC BY 4.0表示」にもとづき出典の表示を条件として自由な二次利用を許諾します。
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所収論文 |
タイトル |
総括 |
英語タイトル |
|
著者 |
井上 智博
, INOUE Tomohiro
|
ページ範囲 |
143 - 152
, 第7章
|
NAID |
|
都道府県 |
大阪府
|
時代 |
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
|
文化財種別 |
考古資料
|
史跡・遺跡種別 |
集落
田畑
その他
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
年代特定
その他
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=智博|last=井上|contribution=総括|title=三宅西遺跡|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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抄録(内容要約) |
第1節 既往調査データの再検討 第1項 「3009 流路」の埋積過程と水制の関係 第2項 「3527 流路」の埋積過程 第2節 三宅西遺跡における流路変遷と地形形成過程 |
タイトル |
調査地および瓜破台地西側地域の地形と地質の概要 |
英語タイトル |
|
著者 |
小倉 徹也
, OGURA Tetsuya
|
ページ範囲 |
21 - 24
, 第3章位置と環境 第2節
|
NAID |
|
都道府県 |
大阪府
|
時代 |
|
文化財種別 |
|
史跡・遺跡種別 |
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
地質学
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テーマ |
その他
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=徹也|last=小倉|contribution=調査地および瓜破台地西側地域の地形と地質の概要|title=三宅西遺跡|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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抄録(内容要約) |
|
タイトル |
三宅西遺跡周辺の表層地形とその形成過程 |
英語タイトル |
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著者 |
井上 智博
, INOUE Tomohiro
|
ページ範囲 |
11 - 17
, 第3章位置と環境 第1節
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NAID |
|
都道府県 |
大阪府
|
時代 |
|
文化財種別 |
埋蔵文化財
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史跡・遺跡種別 |
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遺物(材質分類) |
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学問種別 |
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テーマ |
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=智博|last=井上|contribution=三宅西遺跡周辺の表層地形とその形成過程|title=三宅西遺跡|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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抄録(内容要約) |
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タイトル |
分析の目的 |
英語タイトル |
|
著者 |
井上 智博
, INOUE Tomohiro
|
ページ範囲 |
117 - 118
, 第4章自然科学分析 第1節
|
NAID |
|
都道府県 |
大阪府
|
時代 |
|
文化財種別 |
埋蔵文化財
|
史跡・遺跡種別 |
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遺物(材質分類) |
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学問種別 |
考古学
文化財科学
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テーマ |
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=智博|last=井上|contribution=分析の目的|title=三宅西遺跡|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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抄録(内容要約) |
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タイトル |
放射性炭素年代測定 |
英語タイトル |
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著者 |
株式会社パレオ・ラボ
, Paleo Labo Co
|
ページ範囲 |
118 - 122
, 第4章自然科学分析 第2節
|
NAID |
|
都道府県 |
大阪府
|
時代 |
|
文化財種別 |
埋蔵文化財
|
史跡・遺跡種別 |
|
遺物(材質分類) |
自然物
|
学問種別 |
文化財科学
|
テーマ |
年代特定
|
他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=|last=株式会社パレオ・ラボ|contribution=放射性炭素年代測定|title=三宅西遺跡|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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抄録(内容要約) |
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タイトル |
酸素同位体比年輪年代測定 |
英語タイトル |
|
著者 |
井上 智博
, INOUE Tomohiro
加藤 義和
, KATO Yoshikazu
李 貞
, LI Zhen
中塚 武
, NAKATSUKA Takeshi
|
ページ範囲 |
122 - 133
, 第4章自然科学分析 第3節
|
NAID |
|
都道府県 |
大阪府
|
時代 |
古墳
|
文化財種別 |
埋蔵文化財
|
史跡・遺跡種別 |
|
遺物(材質分類) |
木製品
|
学問種別 |
文化財科学
|
テーマ |
年代特定
|
他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=智博|last=井上|first2=義和|last2=加藤|first3=貞|last3=李|first4=武|last4=中塚|contribution=酸素同位体比年輪年代測定|title=三宅西遺跡|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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抄録(内容要約) |
古墳時代中期前葉の水制と考えられるS0176杭列のうち部材6点についての年代測定結果。 |
タイトル |
大型植物遺体同定分析 |
英語タイトル |
|
著者 |
古代の森研究舎
, Ancient Forest Research
|
ページ範囲 |
133 - 142
, 第4章自然科学分析 第4節
|
NAID |
|
都道府県 |
大阪府
|
時代 |
|
文化財種別 |
埋蔵文化財
|
史跡・遺跡種別 |
|
遺物(材質分類) |
自然物
|
学問種別 |
文化財科学
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=|last=古代の森研究舎|contribution=大型植物遺体同定分析|title=三宅西遺跡|date=2024-09-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140550|location=松原市阿保1-1-1|ncid=BD08978314|doi=10.24484/sitereports.140550|series=松原市文化財報告|公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=19|333}}
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抄録(内容要約) |
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所収遺跡 |
遺跡名 |
三宅西遺跡 D2-1-2 |
遺跡名かな |
みやけにしいせき |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
三宅西5丁目ほか |
所在地ふりがな |
みやけにし5ちょうめほか |
市町村コード |
27217 |
遺跡番号 |
26 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
343535 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1353250 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
34.593055 135.547222
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20220901-20230929
|
調査面積(㎡) |
3566
|
調査原因 |
松原市三宅西土地区画整理事業 |
遺跡概要 |
種別 |
田畑
その他
|
時代 |
弥生
|
主な遺構 |
小畦畔
水路
|
主な遺物 |
弥生土器
石器
|
特記事項 |
弥生時代後期を中心とする時期の水田 |
種別 |
集落
その他
|
時代 |
古墳
|
主な遺構 |
溝
土坑
流路
杭列
|
主な遺物 |
土師器
須恵器
木製品
|
特記事項 |
古墳時代中期前葉の水制と考えられる杭列。 |
種別 |
集落
その他
|
時代 |
飛鳥白鳳
|
主な遺構 |
溝
土坑
流路
|
主な遺物 |
土師器
須恵器
|
特記事項 |
|
種別 |
その他
|
時代 |
縄文
|
主な遺構 |
流路
焼土魂・炭化物主中部
|
主な遺物 |
石器
|
特記事項 |
|
種別 |
その他
|
時代 |
近世(細分不明)
|
主な遺構 |
ため池
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
野中池の堤体 |
種別 |
その他
|
時代 |
不明
|
主な遺構 |
土坑状変形
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
地震動によって生じた変形構造 |
|
|
要約 |
今回の調査は、松原市三宅西地区土地区画整理事業に伴うものである。個々の調査区は狭かったものの、遺跡全域に分布していたことから、当遺跡における地形変遷と土地利用のあり方を復元する手がかりが得られた。今回の調査で最も古い遺構は、Ⅱ区下層確認トレンチ2で検出した焼土塊・炭化物集中部であり、放射性炭素年代測定結果から、縄文時代前期後半と推定される。また、弥生時代後期を中心とする時期には、遺跡北東部において水田が営まれていたことも明らかになった。古墳時代中期前葉には、遺跡南西部において居住域の一部を調査したほか、西部において流路を検出した。流路内からは水制と考えられる杭列が検出され、杭材・部材の酸素同位体比年輪年代測定によって、西暦421 年頃から440年代頃まで機能していたことが判明した。飛鳥時代の遺構は遺跡北東部で検出されたが、その性格は不明であり、当時の土地利用に関しては今後の課題として残された。 |