URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/139364
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引用表記 |
市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター) 2023 『市原市埋蔵文化財調査センター調査報告書第60集:令和4年度市原市内遺跡発掘調査報告』市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター)
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市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター) 2023 『令和4年度市原市内遺跡発掘調査報告』市原市埋蔵文化財調査センター調査報告書第60集
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wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=宏和|last=鈴木|first2=知哉|last2=川上|title=令和4年度市原市内遺跡発掘調査報告|origdate=2023-03-17|date=2023-03-17|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139364|series=市原市埋蔵文化財調査センター調査報告書|volume=第60集}}
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ファイル |
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書名 |
令和4年度市原市内遺跡発掘調査報告 |
発行(管理)機関 |
市原市
- 千葉県
|
書名かな |
れいわ4ねんどいちはらしないいせきはっくつちょうさほうこく |
副書名 |
北六原遺跡、中台遺跡( 第5 次)、郡本遺跡群( 第29 次)・市原城跡、稲荷台遺跡( R 地点)・市原古道遺跡、 島原遺跡( 第2 次)、能満遺跡群( 上人塚地点)、仙台原遺跡 |
巻次 |
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シリーズ名 |
市原市埋蔵文化財調査センター調査報告書 |
シリーズ番号 |
第60集 |
編著者名 |
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編集機関 |
市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター)
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発行機関 |
市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター)
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発行年月日 |
20230317 |
作成機関ID |
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郵便番号 |
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電話番号 |
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住所 |
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報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
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資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
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所収論文 |
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所収遺跡 |
遺跡名 |
北六原遺跡 |
遺跡名かな |
きたろくはらいせき |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
千葉県市原市山倉字北六原201 番地の一部 |
所在地ふりがな |
ちばけんいちはらしやまくらあざきたろくはら |
市町村コード |
12219 |
遺跡番号 |
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北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
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調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
|
時代 |
奈良
平安
中世(細分不明)
|
主な遺構 |
奈良・平安時代井戸状遺構 2 基
奈良・平安時代土坑1 基
平安時代 竪穴建物跡2 棟
中世土坑 1 基
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主な遺物 |
奈良・平安時代土師器
奈良・平安時代須恵器
奈良・平安時代灰釉陶器
|
特記事項 |
平安時代(9 世紀前半)の竪穴建物跡、奈良・平安時代の井戸状遺構が検出された。 |
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遺跡名 |
中台遺跡 |
遺跡名かな |
なかでいせき |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
千葉県市原市惣社4 丁目11 番地 28 |
所在地ふりがな |
ちばけんいちはらしそうじゃ |
市町村コード |
12219 |
遺跡番号 |
|
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
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東経(世界測地系)度分秒 |
|
調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
|
時代 |
弥生
古墳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
|
主な遺構 |
弥生時代竪穴建物跡1 棟
古墳時代溝1 条
中世道路状遺構1 条
中世溝1 条
中世 ~近世土坑3 基
|
主な遺物 |
縄文土器
弥生土器
古墳時代土師器
平安時代土師器
平安時代須恵器
平安時代瓦
平安時代土製品
平安時代鉄製品
中世土器
中世陶器
中世鉄製品
近世土器
|
特記事項 |
弥生時代末~古墳時代前期( 中台式~草刈1 式)の溝が1 条検出された。また、中世の道路状遺構、溝を検出した。 |
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遺跡名 |
郡本遺跡群( 第29 次)・ 市原城跡 |
遺跡名かな |
こおりもといせきぐん( だい29 じ)・いちはらじょうあと |
本内順位 |
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遺跡所在地 |
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所在地ふりがな |
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市町村コード |
12219 |
遺跡番号 |
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北緯(日本測地系)度分秒 |
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東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
|
時代 |
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
|
主な遺構 |
平安時代竪穴建物跡10 棟
平安時代土坑1 基
中世~近世土坑 11 基
|
主な遺物 |
弥生土器
平安時代土器
平安時代土師器
平安時代須恵器
平安時代灰釉陶器
平安時代白磁
平安時代瓦
平安時代石製品
平安時代鉄製品
近世陶器
|
特記事項 |
平安時代(11 世紀後半)の竪穴建物跡が多数検出された。またその上層に11 世紀後半~ 12 世紀の整地層、中世~近世の整地層が確認された。 |
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遺跡名 |
稲荷台遺跡( R 地点)・ 市原古道遺跡 |
遺跡名かな |
いなりだいいせき( あーるちてん)・いちはらこどういせき |
本内順位 |
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遺跡所在地 |
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所在地ふりがな |
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市町村コード |
12219 |
遺跡番号 |
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北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
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北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
|
時代 |
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
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主な遺構 |
平安時代土坑2 基
平安時 代~中世道路1 条
近世溝 1 条
近世土坑4 基
|
主な遺物 |
古墳時代土師器
奈良・ 平安時代土師器
奈良・ 平安時代須恵器
奈良・ 平安時代灰釉陶器
平安時代緑釉陶器
平安時代鉄製品
中世土器
中世陶器
近世土器
近世陶器
近世銭貨
|
特記事項 |
南北方向に延びる道路を検出した。また、近世溝・土坑を検出した。 |
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遺跡名 |
島原遺跡( 第2 次) |
遺跡名かな |
しまばらいせき |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
|
所在地ふりがな |
|
市町村コード |
12219 |
遺跡番号 |
|
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
|
時代 |
古墳
中世(細分不明)
|
主な遺構 |
古墳時代竪穴建物跡2 棟
古墳時代土坑13 基
奈良時代竪穴 建物跡1 基
中世土坑1 基
|
主な遺物 |
縄文土器
古墳時代土師器
古墳時代須恵器
古墳時代土製品
古墳時代鉄製品
奈良時代土師器
奈良時代須恵器
奈良時代鉄製品
近世土器
近世陶器
|
特記事項 |
古墳時代後期( 鬼高式)の竪穴建物跡・土坑、奈良時代の竪穴建物跡、中世土坑を検出した。 |
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遺跡名 |
能満遺跡群( 上人塚地点) |
遺跡名かな |
のうまんいせきぐん(じょうにんづかちてん) |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
|
所在地ふりがな |
|
市町村コード |
12219 |
遺跡番号 |
|
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
|
時代 |
中世(細分不明)
近世(細分不明)
|
主な遺構 |
中世~近世溝5条
|
主な遺物 |
古墳時代土器
奈良・ 平安時代土師器
奈良・平安時代須恵器
中世土器
|
特記事項 |
中世~近世溝を5 条検出した。 |
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遺跡名 |
仙台原遺跡 |
遺跡名かな |
せんだいばらいせき |
本内順位 |
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遺跡所在地 |
|
所在地ふりがな |
|
市町村コード |
12219 |
遺跡番号 |
|
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
|
時代 |
古墳
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
|
主な遺構 |
古墳時代溝1条
中世土坑76基
中世溝6条
台地整形
|
主な遺物 |
縄文土器
弥生土器
古墳時代土師器
古墳時代須恵器
平安時代土師器
平安時代須恵器
中世土器
中世陶器
中世鉄製品
近世陶器
近世瓦
近世石製品
近現代瓦
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特記事項 |
中世の台地整形を検出した。また調査区全体的に中世の遺物が多数出土した。 |
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要約 |
令和4 年度は、北六原遺跡、中台遺跡( 第5 次)、郡本遺跡群( 第29 次)・市原城跡、稲荷台遺跡( R 地点)・市原古道遺跡、島原遺跡( 第2 次)、能満遺跡群( 上人塚地点)、仙台原遺跡の7 地点の発掘調査を行った。本書では加えて、令和3 年度後半に調査した北六原遺跡( 確認調査)の成果についても掲載した。今回報告する7 地点は市域北半部に集中している。位置的には、養老川右岸の市原台地上に5 地点、袖ケ浦台地上の椎津に1 地点、その二つの台地を分断する養老川の段丘面に1 地点となる。北六原遺跡では、平安時代(9 世紀前半)の竪穴建物跡、奈良・平安時代の井戸状遺構が検出された。中台遺跡( 第5 次)では、弥生時代末~古墳時代前期( 中台式~草刈1 式)の溝が1 条検出され、中台遺跡( 第2 次)で検出された溝と接続していることが確認できた。当時の集落域を区画する性格のものであった可能性がある。郡本遺跡群( 第29 次)・市原城跡では、平安時代( 11 世紀後半)の竪穴建物跡が多数検出され、土師器・須恵器の良好な一括資料が得られた。またその上層に11世紀後半~ 12 世紀の整地層、中世~近世の整地層が確認された。整地層の中には光善寺廃寺系の瓦が多数混ざり込んでいた。稲荷台遺跡(R 地点)・市原古道遺跡では、南北方向に延びる道路を検出した。道路は平安時代の土師器・須恵器・灰釉陶器の他に、中世陶器も出土していることから複数時期にまたがって使用されていた可能性がある。島原遺跡( 第2 次)では、古墳時代後期( 鬼高式)の竪穴建物跡・土坑、奈良時代の竪穴建物跡を検出した。能満遺跡群( 上人塚地点)では、中世~近世溝を5 条検出した。仙台原遺跡では、中世の台地整形を検出した。また調査区全体的に中世の遺物が多数出土した。 |