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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 東関東自動車道埋蔵文化財調査報告書

東関東自動車道埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/101930
引用表記 千葉県文化財センター 1987 『千葉県教育振興財団調査報告124:東関東自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター
千葉県文化財センター 1987 『東関東自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告124
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ファイル
書名 東関東自動車道埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな ひがしかんとうじどうしゃどうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 大栄地区 ; 2
巻次 3
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 124
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
千葉県文化財センター
発行年月日 19870330
作成機関ID 122289
郵便番号 280
電話番号 0472-25-6478
住所 千葉県千葉市葛城2-10-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 三戸式土器について
英語タイトル
著者
岡田 光広
ページ範囲 53 - 67
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 庚塚遺跡
遺跡名かな かのえづかいせき
本内順位 1
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町南敷字庚塚410-1ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちなじきあざかのえづか410-1ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 004
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355021.3972
東経(世界測地系)度分秒 1402657.6564
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.839277 140.449349
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19800201-19800331
調査面積(㎡)
3000
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
奈良
平安
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
土坑
主な遺物
縄文土器
縄文石器
土師器
須恵器
カワラケ
特記事項  包含層中から縄文早期沈線文系を主体とする土器片が多く出土した。包含層中からは、三戸式期の土偶も検出された。また、塚の旧表土面中央にカワラケを合子状に口を合わせたような状態でカワラケが多数出土し、やや離れた位置から、「神奉」と墨書された小形の鉢が伴っている。
遺跡名 多々羅堂遺跡
遺跡名かな たたらどういせき
本内順位 2
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町南敷字多田羅堂432ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちあざたたらどう432ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 002
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355014.964
東経(世界測地系)度分秒 1402700.342
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.83749 140.450094
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790829-19800131
19800616-19800731
調査面積(㎡)
10000
1000
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
竪穴状遺構
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
カワラケ
特記事項  本遺跡で検出された竪穴住居跡24軒はすべて弥生時代末から古墳時代初頭にかけてで、短期間に形成された集落といえる。弥生土器はいわゆる北関東系の土器で、五領期の土師器を伴う住居もみられることから弥生時代から古墳時代への移行期の集落となる。
遺跡名 松木下遺跡
遺跡名かな まつきしたいせき
本内順位 3
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町南敷字松木下293ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちなじきあざまつきした293ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 005
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355024.4134
東経(世界測地系)度分秒 1402643.8396
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.840114 140.445511
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19800401-19800615
調査面積(㎡)
2500
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡
溝状遺構
主な遺物
縄文土器
縄文石器
土師器
須恵器
特記事項
遺跡名 南敷城跡
遺跡名かな なじきじょうし
本内順位 4
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町南敷字髙野126ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちなじきあざこうや126ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 020
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355032.8626
東経(世界測地系)度分秒 1402636.6396
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.842461 140.443511
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19830401-19830531
調査面積(㎡)
1900
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
城館
時代
戦国
主な遺構
土坑
溝状遺構
主な遺物
カワラケ
内耳鍋
五輪等
宝篋印塔
縄文石器
メノウ製玦状耳飾
特記事項
遺跡名 ウツギサク遺跡
遺跡名かな うつぎさくいせき
本内順位 5
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町臼作字ウツギサク505-1ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちうすくりあざうつぎさく505-1ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 015
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354918.3288
東経(世界測地系)度分秒 1402522.2348
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.821758 140.422843
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810401-19810530
調査面積(㎡)
7500
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
陥穴
主な遺物
縄文土器
縄文石器
特記事項
遺跡名 弥右エ門遺跡
遺跡名かな やえもんいせき
本内順位 6
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町馬乗里字孫弥エ門570-8ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちまじょりあざまごやえもん570-1ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 003
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355011.7132
東経(世界測地系)度分秒 1402654.4200
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.836587 140.448449
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790829-19800131
調査面積(㎡)
8000
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
平安
主な遺構
竪穴住居跡
陥穴
主な遺物
旧石器時代石器
縄文土器
縄文石器
土師器
特記事項
遺跡名 中峯遺跡
遺跡名かな なかみねいせき
本内順位 7
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町桜田字中峯1168
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちさくらだあざなかみね1168
市町村コード 12343
遺跡番号 019
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355025.1448
東経(世界測地系)度分秒 1402735.3766
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.840318 140.459826
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19821012-19821031
調査面積(㎡)
9200
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
陥穴
主な遺物
特記事項
遺跡名 平窪遺跡
遺跡名かな ひらくぼいせき
本内順位 8
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町堀籠字平クボ1097-19ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちほうめあざひらくぼ1097-19ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 001
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355022.6494
東経(世界測地系)度分秒 1402726.2404
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.839624 140.457289
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790601-19790831
調査面積(㎡)
7075
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
主な遺構
主な遺物
旧石器時代石器
縄文石器
特記事項
遺跡名 六ツ塚遺跡
遺跡名かな むつづかいせき
本内順位 9
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町南敷字六ツ塚461-2ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちなじきあざむつづか461-2ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 016
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355019.0746
東経(世界測地系)度分秒 1402715.4944
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.838631 140.454303
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810601-19810922
調査面積(㎡)
3200
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
江戸
主な遺構
円形周溝状遺構
主な遺物
旧石器時代石器
和鏡
特記事項
遺跡名 六ツ塚塚群
遺跡名かな むつづかつかぐん
本内順位 10
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町南敷字六ツ塚461-2ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちなじきあざむつづか461-2ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 017
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355019.0746
東経(世界測地系)度分秒 1402715.4944
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.838631 140.454303
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810601-19810831
調査面積(㎡)
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
経塚
時代
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 小六遺跡
遺跡名かな ころくいせき
本内順位 11
遺跡所在地 千葉県香取郡大栄町南敷字小六765-1ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたいえいまちなじきあざころく765-1ほか
市町村コード 12343
遺跡番号 018
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355026.2278
東経(世界測地系)度分秒 1402746.4322
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.840618 140.462897
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810525-19810704
調査面積(㎡)
3200
調査原因 東関東自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
その他
時代
旧石器
縄文
近世(細分不明)
主な遺構
馬土手
主な遺物
旧石器時代石器
縄文石器
特記事項
要約  本書に収載した11遺跡は、利根川に流入する大須賀川の上流域に位置する。
 庚塚遺跡の遺構としては、奈良・平安時代の竪穴住居跡3軒と塚1基のみであるが、包含層中より縄文時代早期沈線文系を主体とした土器片が多量に出土した。多々羅堂遺跡で検出された竪穴住居跡24軒はすべて弥生時代末から古墳時代初頭で、北関東系の弥生土器と土師器が共伴する例も含まれる短期間に営まれた集落である。他には、中世の竪穴状遺構が7基検出された。松木下遺跡では、奈良・平安時代の竪穴住居跡7軒が検出された。
 南敷城跡は、東西170m、南北70の規模を有し、東西2つの曲輪で構成される。調査は、西側の曲輪の縁辺部に対して行われ、土坑五基と台地縁辺部を廻る幅10m~13mの堀が検出された。堀からは、16世紀中葉~後半の五輪塔・宝篋印塔の部材が出土した。ウツギサク遺跡では、縄文時代の陥穴2基及び早期・前期を主体とした縄文土器が包含層から出土している。弥右エ門遺跡検出された遺構は、平安時代の竪穴住居跡1軒のみで、他に、旧石器時代のⅣ層下部~Ⅴ層上面の石器10点、縄文時代早期沈線文系土器から後期に及ぶ縄文土器が少量出土している。中峯遺跡は、縄文時代の陥穴1基と時期不明の土坑1基のみの検出である。平窪遺跡はⅢ層と想定される第1文化層、Ⅳ層~Ⅵ層の第2文化層の2か所から石器が出土している。上層遺構は確認されなかった。
 六ツ塚遺跡の上層遺構は時期不明の円形周溝状遺構1基のみで、他にⅥ層下部の石器35点が出土している。六ツ塚塚群は六ツ塚遺跡に含まれる2基の塚で、方形の周溝を伴う。築造時期は不明である。小六遺跡では、近世の馬土手と時期不明の土坑1基、Ⅳ層上部に生活面をもつ旧石器時代石器群が1か所が検出された。

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