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首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132026
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132026
引用表記 千葉県教育振興財団 2021 『千葉県教育振興財団調査報告783:首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団
千葉県教育振興財団 2021 『首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告783
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書名 首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな しゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 多古町千田の台遺跡(1)
巻次 37
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 783
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県教育振興財団
発行年月日 20210312
作成機関ID 122289
郵便番号 2840005
電話番号 0434228811
住所 千葉県四街道市鹿渡809番地の2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 千田の台遺跡(1)
遺跡名かな ちだのだいいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県香取郡多古町千田字屋倉155-1の一部ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたこまちちだあざやぐら
市町村コード 12347
遺跡番号 020
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354248.72
東経(世界測地系)度分秒 1402635.35
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.713533 140.443152
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170406-20171218
調査面積(㎡)
3967
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
古墳時代竪穴建物跡1
奈良時代竪穴建物跡17
平安時代竪穴建物跡17
中・近世台地整形区画13
中・近世溝状遺構1
中・近世道路状遺構1
中・近世竪穴状遺構1
中・近世地下式坑8
中・近世井戸5
中・近世土坑267
主な遺物
縄文土器
縄文時代石器
古墳時代土師器
奈良・平安時代土師器
奈良・平安時代須恵器
奈良・平安時代土製品
奈良・平安時代石製品
奈良・平安時代金属製品
中・近世土製品
中・近世石製品
中・近世銭貨
特記事項  奈良・平安時代を主体とする集落で,墨書土器の中には「旭」「里」「子」「小野」などの文字がある。破片ではあるが,瓦塔の一部が出土した。
要約  千田の台遺跡は,太平洋に注ぐ栗山川の支流である高谷川と多古橋川に挟まれた標高40mの台地上に立地する。
 集落の時期は奈良・平安時代を主体とし,墨書土器を含む土器類とともに鎌,穂摘具・刀子などの鉄製農具・工具が出土した。周辺に立地する芝山町境貝塚や芝山町山ノ台遺跡でも同時期の集落が確認されており,これらとの関連が考えられる。
 また,中世になると台地上を区画して,地下式坑や井戸を含む土坑が多数つくられる。とくに西側の台地整形区画には,周囲に地下式坑を配置しているものがあり,区画の中央に建物跡などが存在した可能性がある。土坑の中にはウマやウシを埋葬したものもあった。

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