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中城御殿跡(首里高校内)・櫨園跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/114979
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.114979
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2021 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書110:中城御殿跡(首里高校内)・櫨園跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2021 『中城御殿跡(首里高校内)・櫨園跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書110
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書名 中城御殿跡(首里高校内)・櫨園跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな なかぐすくうどぅんあと しゅりこうこうない ・はじえんあと
副書名 首里高校校舎改築に伴う発掘調査 ; 2
巻次
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 110
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20210930
作成機関ID 47000
郵便番号 9030125
電話番号 0988358752
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中城御殿跡 (首里高校内)
遺跡名かな なかぐすくうどぅんあと
本内順位 1
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里真和志町2丁目
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりまわしちょう
市町村コード 472018
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261310
東経(世界測地系)度分秒 1274245
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.219444 127.7125
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170824-20180427
20180912-20190424
調査面積(㎡)
3260
調査原因 首里高校校舎改築 に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
その他
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
グスク
主な遺構
柱穴
土坑
石組土坑
石積
一括廃棄遺物
石敷
井戸
集石遺構
石列
主な遺物
中国産陶磁器
石製品
本土産陶磁器
沖縄産施釉陶器
沖縄産無釉陶器
土器
石製品
骨製品
貝製品
金属製品
明朝系瓦
ガラス製品
特記事項 中城御殿創建以前のグスク時代の遺構を検出した。
近世は検出した遺構や造成土の状況から前期・後期に区分することが出来た。
中城御殿移転後の遺構も確認され、首里高校に関連する遺構及び遺物が見られた。

遺跡名かな:なかぐすくうどぅんあと しゅりこうこうない
遺跡名 櫨園跡
遺跡名かな はじえんあと
本内順位 2
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里真和志町2丁目
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりまわしちょう
市町村コード 472018
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261310
東経(世界測地系)度分秒 1274245
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.219444 127.7125
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170824-20180427
20180912-20190424
調査面積(㎡)
3260
調査原因 首里高校校舎改築 に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
その他
時代
近世(細分不明)
主な遺構
石積
石組土坑
主な遺物
中国産陶磁器
貝製品
自然遺物
特記事項 石積や石組土坑を確認した。石組土坑からは、貝製品製作に関連すると考えられる貝殻片が多く出土した。
要約 中城御殿は国王の世子が暮らした邸宅跡で、近世初期に創建され、1875(明治8)年に那覇市首里大中町の龍潭池の北側に移転した。移転後の当地は、沖縄県立第一中学校を経て、首里高校となっている。
櫨園跡は、蝋燭や漆器の原料となる漆を採取する櫨園が置かれた場所とされている。
首里高校校舎改築に伴い実施された発掘調査である。当初、記録保存調査として実施していたが、関係各機関と調整を行い、一部現地保存が可能な部分があった。
調査の結果、グスク時代、近世、近代~現代の遺構、遺物を確認した。グスク時代の遺構は柱穴や石組土坑がある。近世の遺構は中城御殿が機能していた時期の石積、石組土坑など多種多様な遺構及び遺物を確認した。近代~現代の遺構は、首里高校校舎等に関連する遺構が確認された。
櫨園跡の部分からは、石積や石組土坑が確認できた。石組土坑内からはヤコウガイをはじめとする貝殻片が多く出土し、貝製品等を製作していた痕跡が確認された。 

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