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市ノ原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22693
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22693
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2009 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書140:市ノ原遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2009 『市ノ原遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書140
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書名 市ノ原遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな いちのはら いせき
副書名 南九州西回り自動車道建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 29/伊集院IC〜市来IC
巻次 第3地点
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 140
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20090331
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 市ノ原遺跡第3 地点
遺跡名かな いちのはらいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県日置市東市来町湯田 字上市ノ原・字下市ノ原・字瀬戸ノ口 
所在地ふりがな かごしまけん ひおきし ひがしいちきちょうゆだ あざいちのはら・あざしもいちのはら・あざせとのぐち
市町村コード 46362
遺跡番号 362-29-60
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 314007
東経(世界測地系)度分秒 1301942
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.668611 130.328333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19970402-19990712
調査面積(㎡)
21100
調査原因 南九州西回り自動車道鹿児島道路建設
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
集石
竪穴住居跡
貝層を含む土坑
掘立柱建物跡
土師皿
埋納土坑
土坑
ピット
道跡
焼土跡
主な遺物
細石核
細石刃核
使用痕剥片
剥片石器
打製石鏃
石匙
スクレイパー
楔形石器
石錐
異形石器
石核
磨石
敲石
石皿
岩本式土器
中原式土器
前平式土器
吉田式土器
石坂式土器
桑ノ丸式土器
山形押型文土器
手向山式土器
平栫式土器
塞ノ神式土器
苦浜式土器
轟式土器
曽畑式土器
深浦式土器
船元式土器
阿高式土器
指宿式土器
御領式土器
市来式土器
上加世田式土器
入佐式土器
黒川式土器
磨製石斧
打製石斧
磨石
敲石
石皿
礫器
剥片
チップ
刻目突帯文土器
高橋式土器
入来式土器
吉ヶ崎式土器
黒髪式土器
須玖式土器
中津野式土器
東原式土器
辻堂原式土器
古式須恵器
土師器
内黒土師器
須恵器
青磁
白磁
青花
瓦質土器
陶磁器
土製品
滑石製石
鍋肥前系陶磁器
在地系陶磁器
特記事項 調査後の遺跡調査範囲につ いては消滅したが,その他の部分については遺跡が残存する。
要約  市ノ原遺跡は,旧石器時代から近世までの長期にわたる複合遺跡で,第3地点で主体となるのは,縄文時代と弥生時
代である。縄文時代早期は数々の土器型式が出土していることから,連綿とした生活が営まれていたことがわかる。また,前・中期には近畿・瀬戸内系の搬入土器が数々出土している。弥生時代においても同様に在地系の土器に供伴して搬
入土器が出土していることから,人や技術の交流が盛んに行われていたことがわかる。この事実が,南九州の人々の生
活・生業形態にどのような影響を与えたのかを考えるうえで市ノ原遺跡群は重要な遺跡であると言える。

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