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永吉天神段遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22422
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22422
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2016 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書8:永吉天神段遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2016 『永吉天神段遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書8
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書名 永吉天神段遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな ながよしてんじんだんいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC~鹿屋串良JCT .)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 1 第1地点
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 8
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20160311
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 永吉天神段遺跡 第1地点
遺跡名かな ながよしてんじんだんいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県曽於郡大崎町永吉字天神
所在地ふりがな かごしまけん そおぐん おおさきちょう ながよしあざてんじん
市町村コード 46468
遺跡番号 468-104
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312635
東経(世界測地系)度分秒 1305858
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.443055 130.982777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120702-20130128
調査面積(㎡)
2262
調査原因 東九州自動車道 建設(志布志I C~鹿屋串良J CT.)に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
土坑
掘立柱建物跡
溝状遺構
主な遺物
下剥峯式土器
押型文土器
曽畑式土器
轟D式土器
条痕文系土器
石鏃
岩崎下層系土器
岩崎上層式土器
中岳Ⅱ式土器
黒川式土器
刻目突帯文土
組織痕土器
丹塗土器
円盤形土製品
石鏃
石錐
石匙
打製石斧
磨製石斧
磨石
叩石
石皿
入来Ⅱ式土器
山ノ口Ⅰ式土器
山ノ口Ⅱ式土器
磨製石鏃
東原式土器
辻堂原式土器
須恵器
土師器
墨書土器
ヘラ書き土器
塩土器
鉄鏃
刀子
鉄滓
鞴の羽口
砥石    
特記事項 鬼界カルデラ噴 火に伴う噴砂跡
要約  持留川とその支流に挟まれた標高約35 mの河岸段丘に位置し,縄文時代早期~古代の複合遺跡である。
 約7,300 年前の鬼界カルデラの噴火による液状化現象に伴う噴砂跡が発見され,火山灰分析の
結果,シラスを主成分とすることが明らかになった。南九州の縄文時代早期の文化・自然に与え
た影響を考察し,今後の地震に対する防災・減災を検討する重要な基礎資料になる。
 主となる時代は縄文時代晩期と古代である。縄文時代晩期の遺物は多様で,特に土器は深鉢・
浅鉢の他に,丹塗り土器・壺など特殊なものも含まれている。壺は,器形や文様などに他地域(韓半島など)との関連も考えられる。組織痕土器は完全なものが3個体あり,個体の大きさや布・網の作りなどを探る上で貴重である。
 古代では,掘立柱建物跡6棟をはじめ,土坑や溝状遺構が発見され,土師器など多くの日用品
が出土し,古代集落の在り方を考える上で貴重な資料である。墨書土器・小壺・鉄製刀子・焼塩
土器・提砥なども含まれている。

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