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嫁坂遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49563
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49563
引用表記 宮崎県埋蔵文化財センター 2019 『宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書249:嫁坂遺跡』宮崎県埋蔵文化財センター
宮崎県埋蔵文化財センター 2019 『嫁坂遺跡』宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書249
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書名 嫁坂遺跡
発行(管理)機関 宮崎県教育委員会 - 宮崎県
書名かな よめさかいせき
副書名 県道飯野松山都城線(都城志布志道路)金御岳工区道路改良工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 1
巻次 2
シリーズ名 宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 249
編著者名
編集機関
宮崎県埋蔵文化財センター
発行機関
宮崎県埋蔵文化財センター
発行年月日 20190325
作成機関ID 45000
郵便番号 8800212
電話番号 0985361171
住所 宮崎県宮崎市佐土原町下那珂4019番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 嫁坂遺跡
遺跡名かな よめさかいせき
本内順位
遺跡所在地 宮崎県都城市梅北町
所在地ふりがな みやざきけんみやこのじょうしうめきたまち
市町村コード 45202
遺跡番号 7018
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313913
東経(世界測地系)度分秒 1310317
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.653611 131.054722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160511-20170227
20171206-20180305
調査面積(㎡)
9800
調査原因 整備保存
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
集石遺構
土坑
竪穴建物跡
溝状遺構
道路状遺構
主な遺物
縄文土器
石器
弥生土器
青磁
土師器
黒色土器
擂鉢
特記事項 縄文時代早期の遺構は、桜島11テフラを挟んで二つの時期の集石遺構及び遺物を検出した。
縄文時代後期~晩期の遺構から一括性を有する土器群が出土した。
埋設土器の可能性のあるまとまった土器が小穴より出土した。
要約 嫁坂遺跡は、都城盆地南部の都城市梅北町に所在し、丘陵上シラス台地上位面に立地する遺跡である。調査の結果、縄文時代早期~中世の複合遺跡であることが判明した。縄文時代早期の遺構では開析谷に面した傾斜のある落ち際に多くの集石遺構および散礫が分布しており、当時の生業と立地地形との関係を具体的に示している。また最も多く検出された縄文時代後期~晩期の遺構では、竪穴建物跡から、入佐式土器や都城盆地周辺を中心に局所的にみられる中岳Ⅱ式土器が床面付近よりまとまって出土した。これらは一括性を有する土器群であると考えられ、土器の編年を検討する上で大変貴重な事例となった。また、5つの離れた調査区より出土した土器には、それぞれ時期差が見られ、縄文時代後期~晩期における集落の変遷の一端を捉えることができたことも大きな成果である。

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