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塚原遺跡G・H・I・J地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49550
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49550
引用表記 宮崎県埋蔵文化財センター 2019 『宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書245:塚原遺跡G・H・I・J地点』宮崎県埋蔵文化財センター
宮崎県埋蔵文化財センター 2019 『塚原遺跡G・H・I・J地点』宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書245
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書名 塚原遺跡G・H・I・J地点
発行(管理)機関 宮崎県教育委員会 - 宮崎県
書名かな つかばるいせき G・H・I・J ちてん
副書名 国富スマートIC建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 2
シリーズ名 宮崎県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 245
編著者名
編集機関
宮崎県埋蔵文化財センター
発行機関
宮崎県埋蔵文化財センター
発行年月日 20190325
作成機関ID 45000
郵便番号 8800212
電話番号 0985361171
住所 宮崎県宮崎市佐土原町下那珂4019番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 塚原遺跡Ⅱ G・H・I・J 地点
遺跡名かな つかばるいせき2
本内順位
遺跡所在地 宮崎県東諸県郡 国富町大字塚原 479番地ほか
所在地ふりがな みやざきけんひがしもろかたぐんくにとみちょうおおあざつかばる
市町村コード 45382
遺跡番号 1509
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 315847
東経(世界測地系)度分秒 1312201
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.979722 131.366944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20151026-20170324
20160530-20170328
20170412-20170630
調査面積(㎡)
23500
調査原因 記録保存
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
礫群
炉穴
集石遺構
配石遺構
竪穴建物跡
周溝状遺構
土壙墓
土抗
古墳
畦畔状遺構
溝状遺構
主な遺物
ナイフ型石器
細石刃
細石核
スクレイパー
礫器
石斧
縄文土器
打製石鏃
弥生土器
磨製石鏃
土師器
壺形埴輪
須恵器
墨書土器
木製品
特記事項 ナイフ形石器と細石器を中心とする2 文化層。
縄文時代草創期の赤彩土器。
弥生時代の3 条の環濠。
古墳時代前期中葉の古墳とそれに対する終末期での「後の祭祀行為」河川祭祀。

遺跡名かな:つかばるいせき2 GHIJちてん
要約 塚原遺跡は旧石器時代から近世に至る複合遺跡である。旧石器時代は、ナイフ形石器や細石刃・細石核を中心とする石器群を検出した。縄文時代では、草創期の隆帯文土器や早期の貝殻文系土器が出土しており、赤色に発色する粘土を帯状に貼り付けた草創期の土器片を確認した。弥生時代~古墳時代にかけては、弥生時代前期末葉~中期に属する3 条の環濠の一部と竪穴建物、土坑群、弥生時代後期後半~古墳時代前期前半の竪穴建物や2 段に掘削された土壙墓などを検出した。また、古墳時代では前期中葉の壺型埴輪をもつ古墳と終末期の円墳をそれぞれ1基確認し、このうち前期中葉の古墳では須恵器の破砕を中心とする「後の祭祀行為」を確認した。古代~中世では、水田耕作に伴う畦畔状遺構を検出し、古代における河川祭祀の痕跡も確認できた。また中世期には、畦畔状遺構とともに、一直線に掘削された基幹水路を検出した。

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