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八代海周辺の装飾古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72556
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72556
引用表記 熊本県教育委員会 2020 『熊本県文化財調査報告337:八代海周辺の装飾古墳』熊本県教育委員会
熊本県教育委員会 2020 『八代海周辺の装飾古墳』熊本県文化財調査報告337
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書名 八代海周辺の装飾古墳
発行(管理)機関 熊本県教育庁教育総務局文化課 - 熊本県
有償頒布・配布ページ http://www.kumamoto-bunho.jp/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな やつしろかいしゅうへんのそうしょくこふん
副書名 発生と展開
巻次
シリーズ名 熊本県文化財調査報告
シリーズ番号 337
編著者名
編集機関
熊本県教育委員会
発行機関
熊本県教育委員会
発行年月日 20200331
作成機関ID 43000
郵便番号 8628609
電話番号 0963831111
住所 熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
要約 装飾古墳の発生は、辟邪・鎮魂のためとみる説、副葬品の代 用とみる説などがあり、精神的・思想的な面が大きい。八代海周辺では、石障系石室の発生と装飾の発生はほぼ同時期と考えられるので、何故石障が発生したかを研究すると、装飾の発生に迫ることができる。 装飾古墳の展開において、石障系石室が八代海から宇土半島北岸の有明海側へと広がり北上していく。また八代海周辺地域で製作された装飾のある妻入横口式家形石棺が有明海東部沿岸地域に運ばれている。装飾古墳が拡散していく時期以降に、装飾はないが九州外に運ばれた石棺も八代海周辺地域で製作されたものである。熊本県外の装飾古墳に共通するのは、文様では直弧文、石障や石棺の石材では阿蘇溶結凝灰岩、特に馬門石と呼ばれる宇土半島産の石材である。これらの視点から八代海周辺の装飾古墳の発生と展開を日本の古墳時代史の中に位置づけた。

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