原遺跡
URL | https://sitereports.nabunken.go.jp/49527 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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DOI | http://doi.org/10.24484/sitereports.49527 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
引用表記 | 福岡市教育委員会 2013 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1200:原遺跡』福岡市教育委員会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
福岡市教育委員会 2013 『原遺跡』福岡市埋蔵文化財調査報告書1200 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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書名 | 原遺跡 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行(管理)機関 | 福岡市 - 福岡県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書名かな | はらいせき | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
副書名 | 原遺跡第29次調査報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻次 | 17 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ名 | 福岡市埋蔵文化財調査報告書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ番号 | 1200 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編著者名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編集機関 |
福岡市教育委員会
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発行機関 |
福岡市教育委員会
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発行年月日 | 20130322 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作成機関ID | 40130 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
郵便番号 | 8108621 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 0927114667 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 福岡県福岡市中央区天神一丁目8番1号 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
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資料タイプ | Research Paper | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発掘調査報告 | 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所蔵大学(NCID) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
JP番号 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他の電子リソース |
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収論文 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収遺跡 |
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要約 | 本調査地点は、微高地Aの北部、東側緩斜面にある。周辺の調査成果から、本調査地点においても、中世の生活遺構のひろがりが予測された。 本調査地点の現状は宅地で、現地表面の標高は、5.6m前後である。近世・近代の遺物を含む表土・真砂土盛土、耕作土とおもわれる暗灰色砂礫混土・褐色砂礫混土を重機によって除去し、検出した黄褐色粘質土上面を遺構面と設定した。現地表面から約1m~1.3m掘削すると遺構面となり、遺構面の標高は4.4m~4.6mをはかる。調査区南端では、遺構面の黄褐色粘質土が中世後半~近世と思われる耕作土によって削平されており、黄褐色粘質土の下に堆積する茶褐色砂礫~黄灰色シルトを遺構面とした。調査区南端の遺構面の標高は4.1m程度である。 検出した遺構は、中世前半(11世紀代~13世紀代)の溝、土坑、井戸、柱穴等を主体とするが、柱穴とした遺構には生痕も多く含まれている。これらの遺構は、微高地頂部に近い調査区中央から西側に集中する傾向にあり西側隣地で行われていた試掘調査56-12-70において弥生時代を含む中世の遺構が多く検出されていることからも、本調査地点の西側ではさらなる遺構のひろがりが期待されている。また、調査区の南側では、略東西方向を指向する中世の溝が検出され、その後、さらにひろく造成され水田として利用されていた状況が明らかになったことから、本調査地点の南側は中世以降、生産域として利用されていた可能性が考えられる。 |