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箱崎

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122586
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122586
引用表記 福岡市教育委員会 2022 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1458:箱崎』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2022 『箱崎』福岡市埋蔵文化財調査報告書1458
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=一郎|last=佐藤|title=箱崎|origdate=2022-03-24|date=2022-03-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122586|location=福岡県福岡市中央区天神1-8-1|ncid=BC16151502|doi=10.24484/sitereports.122586|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1458}} 閉じる
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書名 箱崎
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな はこざき
副書名 箱崎遺跡第96次調査報告
巻次 65
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1458
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20220324
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神1-8-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 箱崎遺跡 第96次
遺跡名かな はこざきいせき
本内順位
遺跡所在地 福岡市東区箱崎1丁目2928番、2929番1
所在地ふりがな ふくおかしひがしくはこざき
市町村コード 40131
遺跡番号 2639
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333705
東経(世界測地系)度分秒 1302523
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.618055 130.423055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190603-20190921
調査面積(㎡)
482
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
井戸
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
陶磁器
石製品
金属製品
特記事項
要約 箱崎遺跡は福岡平野東部、多々良川水系の宇美川河口部左岸に位置し、博多湾岸沿いに形成された古砂丘上に立地する。筥崎宮創建以降、その門前町として発展してきた。調査地は遺跡の北西、砂丘前面域の最高部よりやや下がった位置に当たる。標高3.0m 前後の黄灰色砂上面で、12世紀後半~13世紀後半の溝6条、井戸15基、土坑35基、柱穴・ピット状遺構400 個余りを検出した。溝はいずれも幅0.3m前後で、1条を除き東に30°振れた現況の町割りと同じ方位である。調査区南西隅で検出した溝は延長9m、現況の町割り方位より10°西に振れやや弧状に曲がる。土坑は径1~2m の不整円形、楕円形のものがほとんどで、多くは廃棄土坑とみられる。その内、完形の土師器小皿・杯が数点出土した土坑が10基みられた。土師器の多くは生活用品で、その他神饌用とみられるものもある。柱穴・ピット状遺構は400個余り検出した。調査区北東と南側で密に検出された。後世の井戸や土坑等に切られ、建物や柱列としてまとめられたものは10棟程度にとどまる。現況の町割りと同じ方位の一群と、さらに東に10°振れる一群とに大別される。遺構から出土した遺物の大半は土師器であるが、13世紀後半の遺構からは博多遺跡群でも希少な南宋後半の龍泉窯青磁片が、高い頻度でみられた。

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