奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41312 件
( 発行機関数 756 機関 )
現在の書誌登録数
132461 件
( 前年度比 + 1777 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147618 件
( 前年度比 + 2171 件 )
現在の文化財論文件数
120602 件
( 前年度比 + 1608 件 )
現在の文化財動画件数
1306 件
( 前年度比 + 122 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1255 件
( 前年度比 + 205 件 )
※過去開催分含む

上塩冶築山古墳の再検討

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91545
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91545
引用表記 出雲市市民文化部文化財課 出雲弥生の森博物館 2018 『出雲弥生の森博物館 研究紀要6:上塩冶築山古墳の再検討』出雲弥生の森博物館
出雲市市民文化部文化財課 出雲弥生の森博物館 2018 『上塩冶築山古墳の再検討』出雲弥生の森博物館 研究紀要6
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=豊治|last=坂本|first2=晶子|last2=上山|first3=このみ|last3=景山|first4=朋美|last4=田村|first5=浩|last5=花谷|title=上塩冶築山古墳の再検討|origdate=2018-03-30|date=2018-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/91545|location=出雲市大津町2760番地|ncid=BB26433762|doi=10.24484/sitereports.91545|series=出雲弥生の森博物館 研究紀要|volume=6}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 上塩冶築山古墳の再検討
発行(管理)機関 出雲弥生の森博物館 - 島根県
書名かな かみえんやつきやまこふんのさいけんとう
副書名
巻次
シリーズ名 出雲弥生の森博物館 研究紀要
シリーズ番号 6
編著者名
編集機関
出雲市市民文化部文化財課 出雲弥生の森博物館
発行機関
出雲弥生の森博物館
発行年月日 20180330
作成機関ID 32203
郵便番号 6930011
電話番号 0853251841
住所 出雲市大津町2760番地
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上塩冶築山古墳
遺跡名かな かみえんやつきやまこふん
本内順位
遺跡所在地 島根県出雲市上塩冶町262-6ほか
所在地ふりがな しまねけんいずもしかみえんやちょう262-6ほか
市町村コード 32203
遺跡番号 W29
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352100
東経(世界測地系)度分秒 1324539
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.35 132.760833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
円墳
周溝
横穴式石室
刳抜式家形石棺
主な遺物
金銅冠
金銀装大刀
馬具
子持壺
円筒埴輪
特記事項 出雲平野の首長墳
要約  上塩冶築山古墳は、出雲市上塩冶町に所在し、出雲平野南部のほぼ中央の微高地上に造られた古墳時代後期後半(6世紀第4四半期)の円墳である。直径は約46mで、山陰地方では最長となる全長14.6mの切石積み横穴式石室を有し、玄室内には大小2つの刳抜式家形石棺が置かれる。墳丘・石室・石棺は、いずれも須恵器編年出雲4期前半(陶邑TK43末~TK209型式期)の出雲西部では最大・最長の規模をもつ。
 主要な出土品は、金銅冠、金装銀耳環、金銀装大刀、鉄刀、鉄鏃、鉄矛、金銀装・銀装馬具、銅鈴、大形刀子、鹿角装刀子、鉄斧、鉤状鉄製品、須恵器子持壺、円筒埴輪などである。
 1887(明治20)年に玄室から出土した遺物の出土位置の記録をもとに、大石棺には金銀装円頭大刀・銀装の馬具、小石棺には金銅冠・金銀装捩環頭大刀・金銀装の馬具・鉤状鉄製品・玉類が伴うと推定する。
 以上のことから大石棺の被葬者は、出雲西部を支配した山陰地方では指折りの人物と推定できる。
 小石棺の被葬者は、大和にトネリとして上番し、金銅冠や金銀装の馬具など豪華な品を携えて帰郷した可能性もあろう。
 上塩冶築山古墳は、墳丘・石室・石棺・出土品が良好に残存し、山陰地方の大形古墳における副葬品の実態を良く表し、中四国地方では他に例のない重要な古墳である。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 920
ファイルダウンロード数 : 907

全国のイベント

外部出力