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発行機関一覧 (都道府県別) > 和歌山県 > 和歌山県教育委員会 > 岩橋千塚古墳群ー特別史跡岩橋千塚古墳群第4次追加指定事業に伴う発掘調査報告書ー

岩橋千塚古墳群ー特別史跡岩橋千塚古墳群第4次追加指定事業に伴う発掘調査報告書ー

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139271
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139271
引用表記 2024 『岩橋千塚古墳群ー特別史跡岩橋千塚古墳群第4次追加指定事業に伴う発掘調査報告書ー』和歌山県教育委員会
2024 『岩橋千塚古墳群ー特別史跡岩橋千塚古墳群第4次追加指定事業に伴う発掘調査報告書ー』
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書名 岩橋千塚古墳群ー特別史跡岩橋千塚古墳群第4次追加指定事業に伴う発掘調査報告書ー
発行(管理)機関 和歌山県教育委員会 - 和歌山県
書名かな いわせせんづかこふんぐんーとくべつしせきいわせせんづかこふんぐんだい4じついかしていじぎょうにともなうはっくつちょうさほうこくしょー
副書名
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
発行機関
和歌山県教育委員会
発行年月日 20240331
作成機関ID
郵便番号 640-8585
電話番号 0734413731
住所 和歌山県和歌山市小松原通1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 岩橋千塚古墳群 大谷山地区・大日山地区・井辺地区・寺内地区・前山A地区・前山B地区
遺跡名かな いわせせづかこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 和歌山市鳴神、井辺、森小手穂
所在地ふりがな わかやましなるかみ、いんべ、もりおてぼ
市町村コード 302015
遺跡番号 185
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341312.7
東経(世界測地系)度分秒 1351338.3
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.220194 135.227305
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220401-20230630
調査面積(㎡)
950000
調査原因 追加指定事業に伴う分布調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
前方後円墳
円墳
方墳
横穴式石室
竪穴式石室
主な遺物
須恵器
埴輪
特記事項 分布調査対象範囲において239基の古墳を確認。このうち、大日山地区で9基、井辺地区で15基、寺内地区で59基、合計83基の古墳を新規確認した。
また、井辺18号墳、井辺32号墳、寺内112号墳、寺内118号墳、寺内119号墳、寺内122号墳、寺内146号墳では、埋葬施設を新規に確認した。
遺跡名 井辺1号墳
遺跡名かな いんべいちごうふん
本内順位
遺跡所在地 和歌山市井辺
所在地ふりがな わかやましいんべ
市町村コード 302015
遺跡番号 185‐505
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341318.8
東経(世界測地系)度分秒 1351317.8
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.221888 135.221611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200801-20210331
調査面積(㎡)
119
調査原因 内容確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
方墳
基壇
周溝
主な遺物
須恵器
特記事項 北辺16m、南辺35m、側辺30mの7世紀初頭の大型方墳。墳丘は4段築成で、全面に基壇を有数。北・西・東に周溝をもつ。
遺跡名 寺内18号墳
遺跡名かな てらうちじゅうはちごうふん
本内順位 3
遺跡所在地 和歌山市森小手穂
所在地ふりがな わかやましもりおてぼ
市町村コード 302015
遺跡番号 185‐542
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341317.3
東経(世界測地系)度分秒 1351323.1
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.221472 135.223083
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210601-20210331
調査面積(㎡)
63
調査原因 内容確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
前方後円墳
横穴式石室
箱式石棺
土器埋納遺構
埴輪列
主な遺物
須恵器
土師器
埴輪
特記事項 墳長27m(基壇を含む全長31m)、1段築成の6世紀前半の前方後円墳。前方部及び後円部に西側に開口する岩橋型横穴式石室と、前方部に小型の箱式石棺をもつ。基壇面及び墳頂に埴輪列が巡る。前方部基壇面に須恵器大甕、前方部北西隅の基壇面に土器埋納遺構を検出。
遺跡名 前山B368号墳
遺跡名かな まえやまびぃ368ごうふん
本内順位
遺跡所在地 和歌山市岩橋
所在地ふりがな わかやましいわせ
市町村コード 302015
遺跡番号 446
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341337.5
東経(世界測地系)度分秒 1351340.5
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.227083 135.227916
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220701-20230430
調査面積(㎡)
15
調査原因 試掘確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
円墳
横穴式石室
主な遺物
須恵器
特記事項 新規発見古墳。埋葬施設の掘方と、石積を検出。
遺跡名 前山B369号墳
遺跡名かな まえやまびぃ369ごうふん
本内順位
遺跡所在地 和歌山市岩橋
所在地ふりがな わかやましいわせ
市町村コード 302015
遺跡番号 447
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341338.5
東経(世界測地系)度分秒 1351342.5
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.227361 135.228472
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220701-20230430
調査面積(㎡)
12
調査原因 試掘確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
T字形横穴式石室
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項 新規発見古墳。T字形横穴式石室を検出。東側には6世紀後半の土器を含む区画溝を検出。
遺跡名 前山B370号墳
遺跡名かな まえやまびぃ370ごうふん
本内順位
遺跡所在地 和歌山市岩橋
所在地ふりがな わかやましいわせ
市町村コード 302015
遺跡番号 448
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341337.3
東経(世界測地系)度分秒 1351343
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.227027 135.228611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220701-20230430
調査面積(㎡)
58
調査原因 試掘確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
円墳
横穴式石室
主な遺物
埴輪
須恵器
鉄刀
鉄鏃
刀装具
鉄ヤリガンナ
鉄鑿
金銅装馬具
耳環
空玉
滑石製臼玉
特記事項 新規発見古墳。直径20mの円墳。6世紀後半の横穴式石室を検出。石室は岩盤を掘り込み掘方とし、掘方に沿って壁体を積み上げる。墳丘は岩盤削り出しにより基底部を形成し、上部に墳丘盛土を施す。玄室床面からは、原位置を保った武器、工具、馬具、その他鉄製品、装身具が出土。
遺跡名 前山B371号墳
遺跡名かな まえやまびぃ371ごうふん
本内順位 7
遺跡所在地 和歌山市岩橋
所在地ふりがな わかやましいわせ
市町村コード 302015
遺跡番号 449
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341337.3
東経(世界測地系)度分秒 1351342
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.227027 135.228333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220701-20230430
調査面積(㎡)
12
調査原因 試掘確認調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
墳丘盛土
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項 新規発見古墳。墳丘盛土を検出。墳形は不明。
要約 岩橋千塚古墳群の大谷山地区の一部、大日山地区の一部、井辺地区、寺内地区、前山A地区の一部、前山B地区の一部において分布調査を実施し、239基の古墳を確認した。このうち、83基は新規発見古墳で、埋葬施設も新たに7基確認した。
 井辺地区の7世紀初頭の大型方墳である井辺1号墳ではま、墳丘が北辺16m、南辺35m、側辺30mの4段成で、全面に基壇を有し、北・西・東に周溝をもつことが明らかとなった。
 寺内地区の寺内18号墳は、6世紀前半に築造された墳長27m(基壇を含む全長31m)の1段築成の前方後円墳であることが判明した。前方部に新たに小型の箱式石棺が設置されていること、前方部基壇面に埴輪列が巡り、須恵器大甕が据えられ、土器が埋納されていたことが明らかとなった。
 前山B地区の北側丘陵裾では、新たに4基の古墳(前山B368号墳・B369号墳・B370号墳・B371号墳)を発見した。前山B370号墳では、横穴式石室玄室床面に原位置を保つ副葬品が検出された。

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