奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41247 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132429 件
( 前年度比 + 1744 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

和田岩坪遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131522
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131522
引用表記 公益財団法人和歌山県文化財センター 2022 『和田岩坪遺跡』公益財団法人和歌山県文化財センター
公益財団法人和歌山県文化財センター 2022 『和田岩坪遺跡』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=孝之|last=土井|first2=修一|last2=能城|first3=由香|last3=佐々木|first4=由美子|last4=村上|first5=仁暉|last5=前田|first6=美奈子|last6=金原|title=和田岩坪遺跡|origdate=2022-02-28|date=2022-02-28|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131522|location=和歌山県和歌山市岩橋1263番地の1|ncid=BC03000038|doi=10.24484/sitereports.131522}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 和田岩坪遺跡
発行(管理)機関 (公財)和歌山県文化財センター - 和歌山県
書名かな わだいわつぼいせき
副書名 和歌山平野農地防災事業 名草排水機場建設工事に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人和歌山県文化財センター
発行機関
公益財団法人和歌山県文化財センター
発行年月日 20220228
作成機関ID 302015
郵便番号 6408301
電話番号 0734723710
住所 和歌山県和歌山市岩橋1263番地の1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 和田岩坪遺跡
遺跡名かな わだいわつぼいせき
本内順位
遺跡所在地 和歌山県和歌山市和田
所在地ふりがな わかやまけんわかやましわだ
市町村コード 302015
遺跡番号 302
北緯(日本測地系)度分秒 341220
東経(日本測地系)度分秒 1351220
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.2089 135.2028
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181022-20190308
調査面積(㎡)
921.0
調査原因 和歌山平野農地防災事業名草排水機場建設工事
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
鎌倉
江戸
主な遺構
土坑
柱穴
自然流路
柵状遺構
水溜
区画溝
主な遺物
弥生土器
土製品
石製品
須恵器
瓦器
土師器
陶磁器
特記事項 【弥生時代】前期の弥生土器は、県内でも古い段階に位置付けることができ、当該期の生活様相を探る点において注目される。
【古墳時代】自然流路の上位の堆積層から古墳時代の須恵器・土師器がまとまって出土した。明確な遺構は検出
できていない。
【鎌倉時代】当該期の遺構・遺物は、少ないながらもまとまりがある。しかし、生活域の範囲が不明瞭である。
【江戸時代】遺物全体の中では、非常に少ない比率を占める。当該期の生活域の様相が不明である。
要約  調査では、大きく西側地区の1区と東側地区の2区で様相を異にすることが明らかとなった。西側地区の1区の大半が下位層の弥生時代前期~後期の遺物を含む埋積に始まり、最終埋積が鎌倉時代もしくはこれに近似する時期となる自然流路(河川)の範囲に当たり、東側地区の2区が弥生時代前期の生活域を含みつつ、主体は鎌倉時代の生活痕跡となる。
 和田岩坪遺跡周辺は、従来の地理的な理解では低湿なラグーン性低地という生活域の存在の可能性が低いものであった。しかし、今回の調査では、弥生時代前期ないしは鎌倉時代の生活痕跡の存在が明らかとなった。また、地理的な理解の中で読み解かれていなかった南北方向に流向する自然流路(河川)も検出された。
 また、西側の自然流路( 河川) が東側と同じような平坦地になるのが鎌倉時代もしくはこれに近似する時期に入ってからであることも判明してきた。このことは、文献史料等から指摘されている和田川の築堤と当地域一帯の土地開発の時期と関係してくるものと思われる。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 487
ファイルダウンロード数 : 276

全国のイベント

外部出力