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深江北町遺跡 第17次調査 埋蔵文化財発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23179
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23179
引用表記 神戸市教育委員会 2018 『深江北町遺跡 第17次調査 埋蔵文化財発掘調査報告書』神戸市教育委員会
神戸市教育委員会 2018 『深江北町遺跡 第17次調査 埋蔵文化財発掘調査報告書』
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書名 深江北町遺跡 第17次調査 埋蔵文化財発掘調査報告書
発行(管理)機関 神戸市 - 兵庫県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkazai/estate/kankoubutu2/index.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ふかえきたまちいせき だい17じちょうさ まいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
神戸市教育委員会
発行機関
神戸市教育委員会
発行年月日 20180330
作成機関ID 28100
郵便番号 6508570
電話番号 0783225799
住所 神戸市中央区加納町6丁目5番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 深江北町遺跡 第17次
遺跡名かな ふかえきたまちいせき
本内順位
遺跡所在地 神戸市東灘区深江北町1・2丁目 地内
所在地ふりがな こうべしひがしなだくふかえきたまち1・2ちょうめ
市町村コード 28101
遺跡番号 1-38
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344326
東経(世界測地系)度分秒 1351740
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.723888 135.294444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160411-20161014
調査面積(㎡)
943
調査原因 鉄道高架化工事
遺跡概要
種別
集落
官衙
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
室町
江戸
主な遺構
掘立柱建物
犂溝
主な遺物
布留式併行期の土器
奈良時代後半~平安時代初めの須恵器
土師器
木製品
木簡
木製祭祀具
墨書土器
転用硯
円面硯
焼土塊
鉄滓
鞴の羽口
特記事項 「津守里戸主津守筆□□」「米五斗(人名併記)」「□□□[  ]廣國」「椋人石万呂」などと書かれた木簡、「驛」「大垣」等の墨書土器、多様な木製祭祀具
時代 : 飛鳥
種別 : 官衙関連
要約  深江北町遺跡は、神戸市域の東端に位置し、芦屋市と市境を跨いで遺跡が存在する。芦屋市側おは津知遺跡と称しているが、本来同一の遺跡と考えられる。この遺跡は大阪湾を巡る沿岸流によって形成された浜堤(砂堆)上に立地し、現在の海岸線からは、約500-600m離れている。また、場所は確定されていないが、この付近を古代山陽道が通過していたことはほぼ間違いなく、これまでの発掘調査成果により「葦屋驛家」が付近に奈良~平安時代前半頃まで存在していたことが出土資料等から窺える。今回の調査は、第12・14次調査の成果をほぼ追認する結果となっている。浜堤からは、第12次調査のものと連続する柱穴・ピット等の遺構が検出された。湿地からは、奈良時代前後の土器とともに祭祀具、生活用具、建築材などの木製品・大量の木端材・木材の削片が出土している。それと共に地名、人名、米の量などを記した木簡が出土しており、これまでの調査成果と併せて、地方官衙の性格を帯びた遺跡であることが明らかになりつつある。

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