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松原市内所在の文化財総合調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90378
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90378
引用表記 公益財団法人元興寺文化財研究所 2021 『松原市文化財報告10:松原市内所在の文化財総合調査』松原市教育委員会
公益財団法人元興寺文化財研究所 2021 『松原市内所在の文化財総合調査』松原市文化財報告10
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書名 松原市内所在の文化財総合調査
発行(管理)機関 松原市 - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.city.matsubara.lg.jp/sports_bunka_kanko/bunka/bunkazai/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな まつばらしないしょざいのぶんかざいそうごうちょうさ
副書名 -丹南・来迎寺-
巻次 2
シリーズ名 松原市文化財報告
シリーズ番号 10
編著者名
編集機関
公益財団法人元興寺文化財研究所
発行機関
松原市教育委員会
発行年月日 20210325
作成機関ID 27217
郵便番号 5808501
電話番号 0723341550
住所 大阪府松原市阿保1-1-1
報告書種別
書籍-発掘調査・分布調査・資料調査等
典籍-発掘調査・分布調査・資料調査等
古文書-発掘調査・分布調査・資料調査等
歴史資料-発掘調査・分布調査・資料調査等
総合・その他-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
頒布価格2400円(税込)
所収論文
タイトル 融通念仏宗中本山来迎寺の確立過程
英語タイトル
著者
服部 光真 , Hattori Mitsumasa
ページ範囲 331 - 339
NAID
都道府県 大阪府
時代 安土桃山 江戸
文化財種別 歴史資料
史跡・遺跡種別 社寺
遺物(材質分類) 繊維製品(紙含む)
学問種別 文献史学
テーマ 資料紹介 資料集成 制度・政治 宗教
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 大阪府松原市丹南の諸仏山護念院来迎寺が所蔵する17世紀を中心とする古文書4566点を検討することにより、本寺・大念佛寺や別時下の講中や村々との関係にも留意しながら、融通念仏宗の中本山寺院が確立する過程を明らかにし、近世融通念仏教団における六別時のあり方特質についても考察。
【目次】
はじめに
第1節 定堂化以前の十箇郷別時辻本道場
第1項 来迎寺の草創
第2項 挽道場としての「十箇郷別時」と「来迎寺」寺号の成立
第2節 来迎寺の定堂化と寛文・延宝期の動向
第1項 来迎寺の定堂化
第2項 寛文・延宝期の来迎寺と講中
第3節 来迎寺確立期としての源通期
第1項 住持の知識化
第2項 源通による来迎寺再興と「中本山」の確立
むすびに
タイトル 来迎寺と丹南藩
英語タイトル
著者
酒井 雅規 , Sakai Masaki
ページ範囲 340 - 346
NAID
都道府県 大阪府
時代 安土桃山 江戸 明治
文化財種別 歴史資料
史跡・遺跡種別 城館 社寺
遺物(材質分類) 繊維製品(紙含む)
学問種別 文献史学
テーマ 資料紹介 資料集成 制度・政治 宗教
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 大阪府松原市丹南の諸仏山護念院来迎寺が所蔵する17世紀を中心とする古文書から、18世紀に丹南藩の準菩提寺化を遂げ、19世紀の藩主参詣を契機に緊密な関係を形成していく展開を検討し、近世中・後期を通じた来迎寺と丹南藩の関係を跡づける。
【目次】
はじめに
第1章 18世紀の来迎寺と丹南藩
第1節 来迎寺の「準菩提寺」化
第2節 霊鳳と丹南騒動
第2章 19世紀の来迎寺と丹南藩
第1節 来迎寺の住持義縁の藩主「御目見」
第2節 高木正剛の来迎寺参詣
第3節 丹南藩からの来迎寺への奉加
おわりに
所収遺跡
要約  松原市丹南に所在する融通念佛宗寺院の来迎寺(丹南本山来迎寺)は、融通念佛宗中興の法明が河内国に組織した融通念仏集団である六別時のひとつ十箇郷別時の辻本寺院である。江戸時代に丹南藩主の高木氏より寺地を与えられて以降は菩提寺となっている。
 本書は、『松原市内所在の文化財総合調査1-丹南・来迎寺-』の続編にあたり、掲載史料は古文書、版木、聖教である。古文書は、約4500点の近世文書が主体であるが、慶長17年(1612)「御本尊道具渡申分」のような近世教団確立期以前のものも確認されている。また、版木は絵像、在家伝法、法会に関するものが59点確認されている。さらには、前回調査後に新たに確認された伝巻類や次第類の聖教63点を補遺として掲載している。
 本書に収録された史料は、近世期の融通念佛宗中本山寺院に関する良好な一括史料であり、今後近世期の融通念佛宗に関する研究を進めるうえでの基礎資料となるものである。
【目次】
○序文
○目次・例言
○調査の経緯と目的(1頁)
○既往の調査成果(1-4頁)
○図版(カラー) (5-12頁)
【1】古文書、【2】御本尊道具渡申分[古文書796]、【3】舜空上人御噯状[古文書3754]、【4】融通玅法究竟密伝[古文書767](部分)、【5】[過去帳][古文書4533]、【6】東山天皇綸旨(香衣につき)[古文書3411]、【7】以書附奉願上候(五穀成就のため一天如来御本仏請待したきにつき)[古文書3834]、【8】一札之事(御地頭様添翰をもって御本尊様御出光直願お詫びにつき)[古文書3815]、【9】[書状](寒中見舞いにつき)[古文書4547]、【10】以書付御請合申上候(御地頭様へ御願筋あり騒動致す儀心得違いにつき)[古文書1571]、【11】版木、【12】阿弥陀如来来迎図[版木1]、【13】阿弥陀如来・毘沙門天・良忍・法明像[版木3]
○解説・目録(13-196頁)
(一)古文書
(二)版木
(三)聖教(補遺)
○主要史料翻刻(197-318頁)
御本尊道具渡申分、返答書(舜空上人御返答)、舜空上人御噯状、河州丹南郡丹南村来迎寺末寺御改帳、[東山天皇綸旨](香衣につき)、[書状](本山六別時座配先規の通り定まり・今度綸旨頂戴につき)、覚(葬儀等につき)、遺状、諸仏山十世仁光太純代雑録、十箇郷太純代雑録、十箇郷別時講会、元朝義式旦家参詣附関東江之年頭状之扣并講中廻状之扣・年中法要之次第并差定、遺書、遺状、悼(太純和尚)、[免状](金襴衣につき)、平絹差貫之事(門中住職の後本山・自坊において着すべきにつき)、[仰](万部経会導師代勤の節朱傘につき)、[回章](常念仏開闢の儀公儀・御地頭・本山許容につき)、不断念仏過去帳、[回章](常念仏再興開闢の儀につき)、来迎寺什物帳、御本尊修覆之意趣、来迎寺本仏裏書草案、来迎寺第二転仏裏書草案、覚(御隠居様・霊鳳様画像につき)、覚(絵具料・寿像画料・弁天様板下につき)、従寛政十戊午至文化三丙寅歳毘沙門堂茶所再建之略記、毘沙門天王仕様書、開眼状(新刻毘沙門尊像につき)、毘沙門天王後光之銘、毘沙門天王遷坐法則、毘沙門天王遷座供養記録、為拝一件記、当山霊宝縁起、註文(弁財天女壱軀)、御持物次第、開眼証(弁財尊天)、弁天堂仕様書、鎮守弁天堂上棟之式、乍恐口上(弁財天堂出来につき)、乍恐口上(弁財天堂出来、音楽法事営みたきにつき)、[弁財天女安置開眼供養敬白文]、[来迎寺建物・由緒書上]、拾ケ郷来迎寺勧進之意趣、乍恐書付を以御願申上候(本堂屋根廻り葺き替え・毘沙門堂新建・物置瓦葺に仕りたきにつき)、卯(天保14)年2月25日[回状](表大門上棟につき)、(天保14年)[回状](表大門上棟につき)、卯(天保14)年3月8日[回状](表大門上棟につき)、定(宗門規録)、河州若江郡若江村下別時講中法明寺同国錦部郡別時講中古野村次郎兵衛と摂州平野融通大念仏寺上人良観天台衣盧山衣着用取締之事糾明之上申渡覚、融通派六別時江申渡覚之写、今度被為仰付候趣(別時取替証文写)、[条書](御鬮・学問・六別時・御忌・戒盤につき)、大念仏法式、[願書](大通新法の義言上につき)、大坂御番所へ指上候六別時連判状之写(本山住持相窮むる義につき)、惣本山大通上人御代後住御極六別時ゟ差上候一札之控、[書状](了専上人住職紫衣勅許賀儀につき)、[書状](弟子通観不実につき)、[回冊](通観より老上人へ誤り入れ・真光院ら出寺・中興上人三五〇年忌につき)、口上(了専と師弟縁絶の上退院願うにつき)、一札(本山疎略に仕る詫び・毎年如来様を請待申すにつき)、一札(了専に荷担の誤りにつき)、告條(座論裁判状)、別時往復摧邪輪(学頭真光院座配につき)、別時問答正義論(本山学頭と別時座席異論につき)・義縁退院違背争論、寛政十一未年ヨリ享和二戌年ニ至平野大念仏寺丹南来迎寺揉合次第聞書、乍恐奉言上候(義縁退院違背公訴、妙法院宮お声掛り敬承につき)、融通惣本山大念仏寺与十ケ郷別時来迎寺争論御尋三ヶ条返答書、[請書](大念仏寺と来迎寺和融につき)、[達書](大念仏寺と和済の様仰せ出ださるにつき)、御本山回在御宿記、[回章](明春本山上人様御巡派につき)、[書状](本山御回在延引につき)、御回在(論中如来請待ち相止めるにつき)、雨請之次第記、惣本山天得如来別時下江請待願書之控、惣本山天得如来当山江招待之雑記、乍恐口上(惣本山天得如来請待頼み止めにつき)、乍恐口上(五穀成就祈祷のため天得如来御請待したきにつき)、[書状](御本山天得如来請待祈念お願いにつき)、御差紙(惣本山御本尊御出光、小平尾村・東多治井村願下げ申し来るにつき)、以書附奉願上候(五穀成就のため一天如来御本仏請待したきにつき)、乍恐以書附奉申上候(惣本山天得如来請待願い下げにつき)、乍恐口上(北花田村より五穀成就祈祷のため本尊出光の儀お願いにつき)、一札之事(御地頭様添翰をもって御本尊様御出光直願お詫びにつき)、乍恐奉願上口上覚(本山本尊請待につき)、[祈雨願文]、[書状](御本尊御出光につき)、覚(永荒地の内三石分除地仰せ付けられるにつき)、郷中百姓之一件覚書、江府下向覚書、以書付御請合申上候(御地頭様へ御願筋あり騒動致す儀心得違いにつき)、覚(御石碑・御位牌永世御世話料田につき)、京都御城御領主御在番恐悦之次第、大坂御城御領主御在番之節御目見次第、覚(藩士宿所につき)、高木主水正様御仏参記録、殿様御仏参御屋鋪従之扣、[書状](殿様、丹南表へ入り仏参につき)、[書状](寒中見舞いにつき)、[書状](改年の御慶につき)、[書状](寒中見舞いにつき)
○版木拓影(319-330頁)
○付論1 融通念仏宗中本山来迎寺の確立過程(331-339頁)
○付論2来迎寺と丹南藩(340-346頁)
○奥付

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