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東山遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90794
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2020 『河南町文化財調査報告書/公益財団法人大阪府文化財センター5/298:東山遺跡発掘調査報告書』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2020 『東山遺跡発掘調査報告書』河南町文化財調査報告書/公益財団法人大阪府文化財センター5/298
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ファイル
書名 東山遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ひがしやまいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 (仮称)大阪芸術大学キャラクター造形学科新築工事準備工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 河南町文化財調査報告書/公益財団法人大阪府文化財センター
シリーズ番号 5/298
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20200131
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 東山遺跡
遺跡名かな ひがしやまいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府南河内郡河南町大字東山地内
所在地ふりがな おおさかふみなみかわちぐんかなんちょうおおあざひがしやまちない
市町村コード 27382
遺跡番号 2
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343033
東経(世界測地系)度分秒 1353752
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.509166 135.631111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181101-20190424
調査面積(㎡)
4418
調査原因 大阪芸術大学キャラクター造形学科新築工事
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
奈良
平安
鎌倉
室町
主な遺構
掘立柱建物
柱列
柱穴
土坑
ピット
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
瓦器
瓦質土器
土師質土器
焼締陶器
陶磁器
青磁
白磁
埴輪
土製品
石製品
金属製品
ガラス坩堝
円面硯
土馬
石庖丁
特記事項
要約 弥生時代中期後半から8世紀前半までは遺構はみられないが、遺物の出土は確認できた。
8世紀後半から9世紀初頭と、12世紀から14世紀頃には総柱建物7棟を含む掘立柱建物26棟と、柱列6列を検出しており、居住域が広がっていたことがわかった。また、谷内から8世紀後半から9世紀初頭と考えられる土馬や円面硯、ガラス坩堝などが出土しており、土馬は律令祭祀、円面硯は文書を扱う役所的な施設、ガラス坩堝からは役所的な施設や寺院に関係する工房などが想起できる。特にガラス坩堝の分析から、遠く離れた山口県の長登鉱山や桜郷鉱山との関係性を示す資料が得られたことは、当時の東山一帯を考える上で貴重なものと言えよう。
15世紀以降は耕作地化され、現代の地割りとほぼ変わらない景観が形作られたと考えられる。

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