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吹田操車場遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65656
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65656
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2016 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書270:吹田操車場遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2016 『吹田操車場遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書270
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書名 吹田操車場遺跡
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな すいた そうしゃじょう いせき
副書名 国立循環器病研究センター建替整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 12
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 270
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20160630
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
奥付: (公財)大阪府文化財センター発掘調査報告書第270集
所収論文
所収遺跡
遺跡名 吹田操車場遺跡12
遺跡名かな すいたそうしゃじょういせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府吹田市芝田町
所在地ふりがな おおさかふすいたししばたちょう
市町村コード 27205
遺跡番号 73
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344645
東経(世界測地系)度分秒 1353228
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.779166 135.541111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140306-20150331
調査面積(㎡)
18862
調査原因 国立循環器病研究センター建替整備
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
耕作溝
坪境溝
畦畔
流路
落込み
土坑
群集土坑
井戸
ピット
掘立柱建物
足跡
主な遺物
陶磁器
輸入陶磁器
瓦器
土師器
須恵器
弥生土器
縄文土器
泥面子
土人形
土錘
陶馬
ガラス玉
犬釘
煙管
小柄
銭貨
小型海獣葡萄鏡
鉄滓
巡方
石鏃
石核
剥片
下駄
柱根
種子
特記事項 古墳時代後期頃の900基以上を数える群集土坑、飛鳥・奈良時代を中心とする掘立柱建物を29棟検出した。
古代中央政権との関連を示唆する小型海獣葡萄協・石製巡方等が出土した。
要約  国立循環器病研究センター建替整備事業に伴う発掘調査であり、現地では弥生時代の土坑や溝、古墳時代後期以降に掘削された群集土坑、飛鳥時代から平安時代を中心とする掘立柱建物、古代から中世にかけての耕作地等を確認した。検出した遺構の総数は1700基以上を超え、このうち掘立柱建物は29棟、群集土坑は900基を数える。また、掘立柱建物群の間を通る320溝からは、飛鳥II~III新(7世紀中頃)の遺物が大量に出土した。特筆する遺物としては、有舌尖頭器、緑釉瓦、新羅系陶質土器、石製巡方、小型海獣葡萄鏡、円面硯、陶馬、ガラス玉等が挙げられる。
 当地域は、近隣の千里丘陵に拡大した須恵器生産と強く関わる集団が、古墳時代後期から平安時代にかけて形成した施設の一部であったと考えられる。

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