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池内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65613
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65613
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2012 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書227:池内遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2012 『池内遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書227
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ファイル
書名 池内遺跡
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いけうち いせき
副書名 都市計画道路大阪河内長野線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 2
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 227
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20120629
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
奥付: 公益財団法人大阪府文化財センター発掘調査報告書第227集
所収論文
所収遺跡
遺跡名 池内遺跡
遺跡名かな いけうちいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府松原市天美東一・二・四丁目
所在地ふりがな おおさかふまつばらしあまみひがしいち・に・よんちょうめ
市町村コード 27217
遺跡番号 18
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343526
東経(世界測地系)度分秒 1353227
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.590555 135.540833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090601-20091128
20091029-20100930
20101018-20101119
20101129-20110511
20110302-20110603
20110706-20110830
調査面積(㎡)
3112
6482
194
374
866
530
調査原因 都市計画道路大阪河内長野線建設大堀堺線拡幅
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
弥生
古墳
平安
中世(細分不明)
主な遺構
水路
耕作溝
土坑
井戸
足跡
掘立柱建物
柱列
落込み
流路
小穴
主な遺物
瓦器
瓦質土器
陶磁器
須恵器
木製品
石製品
黒色土器
緑釉陶器
土師器
弥生土器
石庖丁
打製石剣
特記事項 上之池の北・南堤やそれに付随する溝・流路を検出。条里の坪境に相当する溝・流路を検出。条里の坪境に相当する溝を検出。地割に沿った耕作溝や足跡を広範囲で検出。
庇が付くやや大形掘立柱建物を含め掘立柱建物3棟を検出。緑釉陶器を含む大形土坑を検出。区画溝などを検出。
自然流路や溝などを検出。
要約  09-2区においては大和川線同様、平安時代の集落跡を検出した。最北部では、南面に庇がつく2間×3間の掘立柱建物など、掘立柱建物3棟やそれに付随する柱列、井戸、溝などからなる9世紀から10世紀にかけての居住域を検出した。また、近江系緑釉陶器皿をもつ大形土坑や、黒色土器椀で蓋をした、土師器甕を納置した遺構を検出した。その南の区域(09-3-1~3区)においては、弥生時代中期に遡る流路や石庖丁、打製石器等の石器類がみつかり、当地区での人間の活動がこの時期まで遡ることを示唆した。
 上之池の南北堤部(09-3-7・15区)では現在の堤の下層に、近世期の堤が築造されていることが判明した。この下層には中世の坪境溝がみつかり、さらに1町離れた09-3-6区でも坪境溝が検出され、条里区割に基づいた土地区画が形成されていたことを証明した。
 南部(09-3-4~6区、09-3-10~14区)では中世の耕作溝や人、牛の足跡などが広範囲にみられ、耕作地として利用されていたことが判明した。

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