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池島・福万寺遺跡 5

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24583
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24583
引用表記 財団法人大阪府文化財センタ− 2008 『財団法人大阪府文化財センタ−調査報告書179:池島・福万寺遺跡 5』財団法人大阪府文化財センタ−
財団法人大阪府文化財センタ− 2008 『池島・福万寺遺跡 5』財団法人大阪府文化財センタ−調査報告書179
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ファイル
書名 池島・福万寺遺跡 5
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いけしま・ふくまんじいせき ご
副書名 一級河川恩智川治水緑地建設に伴う発掘調査報告書(池島II期地区04-2調査区)
巻次
シリーズ名 財団法人大阪府文化財センタ−調査報告書
シリーズ番号 179
編著者名
編集機関
財団法人大阪府文化財センタ−
発行機関
財団法人大阪府文化財センタ−
発行年月日 20080331
作成機関ID
郵便番号 590-0105
電話番号 072-299-8791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 突帯文土器の分類と変遷
英語タイトル
著者
林 日佐子
ページ範囲 159 - 167
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 池島・福万寺遺跡
遺跡名かな いけしま・ふくまんじいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府東大阪市池島町地内
所在地ふりがな おおさかふひがしおおさかしいけしまちょうちない
市町村コード 27227
遺跡番号 93
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343856
東経(世界測地系)度分秒 1353750
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.648888 135.630555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20041208-20060807
調査面積(㎡)
1915
調査原因 恩智川治水緑地の建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
主な遺構
土坑
ピット
木棺墓
土器棺墓
土壙墓
主な遺物
弥生土器
突帯文土器
浮線文系土器
縄文土器
石鏃
石棒
土偶
土製品
ミニチュア土器
イノシシ犬歯装身具
特記事項 微高地上に溝・土坑・ピット。微高地上に墓域。
種別
田畑
時代
弥生
主な遺構
大畦畠
畦畔(水田)
主な遺物
弥生土器
特記事項 弥生時代の地形変遷と各時期の水田の変遷。
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
土坑
ピット
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 微高地上に溝・土坑・ピット。
種別
田畑
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
古代
主な遺物
島畠
ピット
特記事項 主な時代:古代から現代
要約 当遺跡における発掘調査は、1981年に発掘調査が開始され現在も継続中である。当調査区は、池島監期地区の最初の本格的な調査である。既往の調査において、条里地割の変遷や、古墳時代?弥生時代前期中頃の水田面などの農耕関連遺構と古墳時代の初頭~前期および古墳時代中期後半~後期にかけての集落関連遺構などが重層的に検出されている。今回の調査は、縄文時代から弥生時代にかけての堆積物が非常に厚く、その他の堆積各時期の人為的行為によって大きく削平を受けており、古墳時代以降の各遺構面は遺存状況が悪かった。一方弥生時代についても、既往の調査で検出されてきた各時期の水田面のうち、中期後半の水田面は良好に検出したが、それ以外の時期については検出されなかった。しかし、当調査区では従来弥生時代前期中頃とされている土壌層を除去した第14-2b面から縄文時代晩期~弥生時代前期にかけてと考えられる遺構群が検出された。検出された遺構は、掘立柱建物・木棺墓・土器棺墓(弥生土器壺)・土壙墓などである。また、掘立柱建物東側の落ち込み部分では、弥生土器は僅かであったが大量の突帯文土器が出土している。当調査区で出土した当該時期の遺物は、弥生土器はほぼ完形の土器棺以外には少なく、突帯文土器が大半を占めている。木棺墓は、共伴遺物がなく時期が特定できないが、縄文~弥生時代への移行期の様相の一端を示す良好な資料と考えられる。

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