広原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/143027
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.143027
引用表記 長野県富士見町教育委員会 2021 『町内遺跡 埋蔵文化財発掘調査報告書:広原遺跡』長野県富士見町教育委員会
長野県富士見町教育委員会 2021 『広原遺跡』町内遺跡 埋蔵文化財発掘調査報告書
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書名 広原遺跡
発行(管理)機関 富士見町 - 長野県
書名かな ひろっぱらいせき
副書名 太陽光発電所建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 町内遺跡 埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号
編著者名
編集機関
長野県富士見町教育委員会
発行機関
長野県富士見町教育委員会
発行年月日 20210331
作成機関ID 20362
郵便番号 3990214
電話番号 0266622250
住所 長野県諏訪郡富士見町落合10777
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 広原遺跡
遺跡名かな ひろっぱらいせき
本内順位
遺跡所在地 長野県諏訪郡富士見町富士見
所在地ふりがな ながのけんすわぐんふじみまちふじみ
市町村コード 20362
遺跡番号 41
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355310
東経(世界測地系)度分秒 1381355
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.886111 138.231944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191209-20191226
20200803-20200930
調査面積(㎡)
2213
調査原因 太陽光発電所建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
平安
主な遺構
住居址
集石址
陥し穴
墓壙
建物址
主な遺物
縄文土器
石器
土師器
灰釉陶器
鉄器
特記事項
要約  縄文時代及び平安時代の集落遺跡であり、町内でも縄文時代中期における拠点的な集落として知られている。本遺跡を含む土地について開発事業に伴う埋蔵文化財の照会があり、保護協議を重ねたところ、包蔵地範囲内については盛土による保護層を設けることとなったが、包蔵地外については試掘調査を行い、遺跡の範囲を試掘調査にて確認することとなった。試掘調査の結果、遺跡の範囲が広がることが判明したが、部分的に掘削が避けられない箇所があり、当該地点については記録保存を行うこととなった。
 調査の結果、A 区では縄文時代中期後半の住居址等の遺構が発見され、うちJ3号住居址からは埋甕内部に定角式磨製石斧が2 本埋納されて発見された。埋甕に定角式磨製石斧が埋納されている事例は全国でも初であり、土器内部に定角式磨製石斧が埋納される事例としても最古の事例となった。
 B 区においては縄文時代中期の小竪穴27基を発見し、この地点が集落の墓壙群であることが判明した。このうち小型貯蔵穴と考えられる2 号小竪穴からは黒曜石の棒状原石が5 本出土した。

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