奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41485 件
( 発行機関数 759 機関 )
現在の書誌登録数
132562 件
( 前年度比 + 1888 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147727 件
( 前年度比 + 2285 件 )
現在の文化財論文件数
120638 件
( 前年度比 + 1645 件 )
現在の文化財動画件数
1314 件
( 前年度比 + 130 件 )
( 登録機関数 118 機関 )
文化財イベント件数
1263 件
( 前年度比 + 214 件 )
※過去開催分含む
発行機関一覧 (都道府県別) > 長野県 > (一財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター > 佐久市 森平遺跡 寄塚遺跡群 今井西原遺跡 今井宮の前遺跡

佐久市 森平遺跡 寄塚遺跡群 今井西原遺跡 今井宮の前遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/17
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.17
引用表記 財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター 2014 『長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書107:佐久市 森平遺跡 寄塚遺跡群 今井西原遺跡 今井宮の前遺跡』国土交通省関東地方整備局他
財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター 2014 『佐久市 森平遺跡 寄塚遺跡群 今井西原遺跡 今井宮の前遺跡』長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書107
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=教子|last=水澤|first2=団|last2=内堀|first3=典男|last3=上田|first4=秀雄|last4=岡村|first5=真|last5=上田|first6=和隆|last6=谷|first7=亮|last7=柳澤|title=佐久市 森平遺跡 寄塚遺跡群 今井西原遺跡 今井宮の前遺跡|origdate=2014-03-25|date=2014-03-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/17|location=長野県長野市篠ノ井布施高田963-4|ncid=BB15337869|ncid=AN10279240|doi=10.24484/sitereports.17|series=長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書|volume=107}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 佐久市 森平遺跡 寄塚遺跡群 今井西原遺跡 今井宮の前遺跡
発行(管理)機関 (一財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター - 長野県
書名かな さくし もりだいらいせき よせづかいせきぐん いまいにしはらいせき いまいみやのまえいせき
副書名 中部横断自動車道建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 5 ー佐久市内5-
巻次
シリーズ名 長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 107
編著者名
編集機関
財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省関東地方整備局
一般財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
発行年月日 20140325
作成機関ID 20000
郵便番号 388-8077
電話番号 026-293-5926
住所 長野県長野市篠ノ井布施高田963-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 森平遺跡
遺跡名かな もりだいらいせき
本内順位
遺跡所在地 長野県佐久市大字横和
所在地ふりがな ながのけんさくしおおあざよこわ
市町村コード 20217
遺跡番号 593
北緯(日本測地系)度分秒 361532
東経(日本測地系)度分秒 1382654
北緯(世界測地系)度分秒 361525
東経(世界測地系)度分秒 1382652
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.256944 138.447777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050822-20051222
20060418-20060622
調査面積(㎡)
5500
調査原因 中部横断自動車道建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
弥生時代(竪穴住居跡22軒、掘立柱建物跡6棟、土坑100基、焼土跡3基、溝跡1条)
古代以降(溝跡10条)
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
ミニチュア土器
土器片加工円板
太型蛤刃石斧
扁平片刃石斧
磨製石鏃
磨製石鏃未製品
石錐
楔形石器
石槌
石皿
管玉
銭(寛永通宝)
人骨(歯)
動物骨
特記事項 湯川低位段丘上の掘立柱建物跡を伴う弥生時代中期の集落。
遺跡名 寄塚遺跡群
遺跡名かな よせづかいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 長野県佐久市大字横和
所在地ふりがな ながのけんさくしおおあざよこわ
市町村コード 20217
遺跡番号 231
北緯(日本測地系)度分秒 361516
東経(日本測地系)度分秒 1382652
北緯(世界測地系)度分秒 361517
東経(世界測地系)度分秒 1382652
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.254722 138.447777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20040823-20041220
調査面積(㎡)
2500
調査原因 中部横断自動車道建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
弥生時代(竪穴住居跡2軒)
古墳時代(土坑1基)
古代以降(溝跡2条)
中世以降(溝跡1条)
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
内耳鍋
太型蛤刃石斧
石鏃
楔形石器
打製石斧
石皿
特記事項
遺跡名 今井西原遺跡
遺跡名かな いまいにしはらいせき
本内順位
遺跡所在地 長野県佐久市大字横和ほか
所在地ふりがな ながのけんさくしおおあざよこわ
市町村コード 20217
遺跡番号 234
北緯(日本測地系)度分秒 361512
東経(日本測地系)度分秒 1382640
北緯(世界測地系)度分秒 361512
東経(世界測地系)度分秒 1382651
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.253333 138.4475
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20040401-20041220
調査面積(㎡)
20000
調査原因 中部横断自動車道建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
縄文中期末~後期(溝跡・自然流路跡2条
弥生時代を含む(土坑1基)
古墳時代(竪穴住居跡1軒)
古代以降(掘立柱建物跡4棟)
弥生以降(溝跡・自然流路跡18条)
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
前山焼灯明皿
磨石
石皿
磨製石鏃
石鏃
キセル
銭(寛永通宝)
特記事項
遺跡名 今井宮の前遺跡
遺跡名かな いまいみやのまえいせき
本内順位
遺跡所在地 長野県佐久市大字今井
所在地ふりがな ながのけんさくしおおあざいまい
市町村コード 20217
遺跡番号 235
北緯(日本測地系)度分秒 361456
東経(日本測地系)度分秒 1382647
北緯(世界測地系)度分秒 361455
東経(世界測地系)度分秒 1382646
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.248611 138.446111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060425-20060622
20070423-20070516
調査面積(㎡)
8000
調査原因 中部横断自動車道建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
時期不明(掘立柱建物跡1)
15~16世紀初頭(杭列跡2)
近世前半(大型土坑4)
小・中型土坑(中近世92基、うち人骨1体が屈葬された土坑墓1)
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
陶磁器
かわらけ
内耳鍋
石臼
石鉢
砥石
磨製石斧
打製石斧
剥片
石核
人骨
特記事項 近世土坑墓から10代後半の人骨を検出。すり鉢状の大型土坑の南西側面に水をくみ上げる際に側面の崩落を防ぐ目的で積み上げられた可能性のある石積みあり
要約 本書に掲載した4遺跡は佐久平の中央部、千曲川とその支流の湯川が合流する地点付近に所在する。森平遺跡は湯川から数十mという至近距離の低位段丘(第1河岸段丘)に立地し、弥生時代中期を主体とする集落で、集落東西と南側は湯川の蛇行流路、北側は環濠で区画され、後期前半までの遺構が検出されている。うち約半数は焼却を伴う竪穴住居跡であり、各時期1?数棟の掘立柱建物跡が伴う。それぞれの住居跡の床面近くからは多くの土器が出土したが、うち1軒の住居跡の床面出土の甑の中から、渡来系弥生人の歯が出土したことは佐久平初の発見となった。森平遺跡と湯川を挟んで南に位置する寄塚遺跡群は湯川の断崖上に立地する小規模集落で弥生時代中期の竪穴住居跡が検出された。その南に隣接する今井西原遺跡は台地上に立地し、古墳時代前期の竪穴住居跡、古代以降の掘立柱建物跡や、溝跡および自然流路跡が検出された。また近世には、台地中央部の流路が整備され、水田開発が本格化したとみられる。その南、千曲川に至る河岸段丘上には今井宮の前遺跡が位置する。15~16世紀代の杭列跡がみられ、東側に隣接する中世の今井城との関係が示唆される建物の存在も想定されている。17世紀の大型土坑も複数検出され、集水のために季節的に利用される井戸の一種と推測された。以上4遺跡の調査によって、弥生時代中期の集落遺跡の様相と、中世から近世にかけての台地上の水田開発のあり方等を考察するための新資料を提供したことは大きな成果である。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 2194
ファイルダウンロード数 : 509

全国のイベント

外部出力