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於曽屋敷遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/20030
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.20030
引用表記 公益財団法人山梨文化財研究所 2017 『甲州市文化財調査報告書22:於曽屋敷遺跡』甲州市他
公益財団法人山梨文化財研究所 2017 『於曽屋敷遺跡』甲州市文化財調査報告書22
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書名 於曽屋敷遺跡
発行(管理)機関 甲州市 - 山梨県
書名かな おぞやしきいせき
副書名 於曽公園整備事業に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 甲州市文化財調査報告書
シリーズ番号 22
編著者名
編集機関
公益財団法人山梨文化財研究所
発行機関
甲州市
甲州市教育委員会
山梨文化財研究所
発行年月日 20170315
作成機関ID 19213
郵便番号 4060032
電話番号 0552636441
住所 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 於曽屋敷遺跡
遺跡名かな おぞやしきいせき
本内順位
遺跡所在地 山梨県甲州市塩山下於曽地内
所在地ふりがな やまなしけんこうしゅうしえんざんしもおぞちない
市町村コード 19213
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354211
東経(世界測地系)度分秒 1384359
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.703055 138.733055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160907-20161102
調査面積(㎡)
330
調査原因 於曽公園整備事業
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
石組
集石
土坑
河道
主な遺物
土器類
陶器(渥美
瀬戸美濃ほか)
銭貨
近代陶磁器
ガラス製品
五輪塔
石臼ほか
特記事項 13c頃とみられる渥美甕片、14c頃の瀬戸美濃壷片のほか、同時期の手づくね土器など出土。東側の堀に相当する流路跡を確認。明治~昭和初期の陶磁器類、五輪塔など出土。
要約 山梨県史跡於曽屋敷の外郭、北東地点の調査。二重土塁の土塁間では古絵図に記載された権兵衛川の跡を検出。付近はかつて五輪畑と呼ばれ、五輪塔が多数出土したということであるが、川底や周辺から五輪塔が出土した。また川跡の覆土中には明治~昭和初期の陶磁器類、ガラス瓶類が多量に出土し、それらの中には国鉄塩山駅に関係したものが含まれる。また渥美甕や手捏ねかわらけ片が数点見つかり、館跡が13cに遡る可能性が高まった。遺構としては掘立柱建物跡、方形の石組遺構があり、覆土中遺物から16c頃と推測される。方形石組遺構は半地下式の貯蔵穴とみられ、石積みは平積で古相を呈し、土間直上の土壌からはイネ等の炭化種実が検出され、中世の食糧に関するデータが得られた。

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