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金沢城跡-いもり堀-

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91597
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91597
引用表記 石川県金沢城調査研究所 2020 『金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書13:金沢城跡-いもり堀-』石川県金沢城調査研究所
石川県金沢城調査研究所 2020 『金沢城跡-いもり堀-』金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書13
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書名 金沢城跡-いもり堀-
発行(管理)機関 石川県金沢城調査研究所 - 石川県
有償頒布・配布ページ http://www.pref.ishikawa.lg.jp/joho/koukai/yuusyou.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな かなざわじょうあと-いもりぼり-
副書名 金沢城史料叢書
巻次 37
シリーズ名 金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 13
編著者名
編集機関
石川県金沢城調査研究所
発行機関
石川県金沢城調査研究所
発行年月日 20200331
作成機関ID 172014
郵便番号 9200918
電話番号 0762239696
住所 石川県金沢市尾山町10-5
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 金沢城跡
遺跡名かな かなざわじょうあと
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市丸の内
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしまるのうち
市町村コード 172014
遺跡番号 130200
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363358
東経(世界測地系)度分秒 1363935
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.566111 136.659722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19980721-19981030
20000516-20000621
20000810-20001122
20030901-20031221
20040817-20041222
20060915-20061101
20070817-20070927
20080708-20080922
20090511-20090706
調査面積(㎡)
3300
150
3800
1280
1280
50
48
48
70
調査原因 活用目的調査
遺跡概要
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
石垣
石積
土橋
主な遺物
土器
陶磁器
金属製品
石製品
木製品
特記事項
要約  金沢城公園整備事業に伴い、いもり堀の北岸・南岸で実施した埋蔵文化財調査である。
 本丸の南側で、いもり堀に先行する本丸南堀といもり堀を検出した。本丸南堀は蛇行するような形状を示し、南北方向の土橋を伴っていた。構築当初は空堀で、土橋の東西両側面が石垣となっており、積みの特徴等から金沢城石垣編年1期(文禄頃)の構築と考えられる。土橋の拡幅・堀底の再掘削からなる改修を経て元和期に廃絶したが、それに伴い、新たにいもり堀が構築され御花畑の造成が行われた。
 いもり堀は本丸南堀の30~50m南に構築され、直線的な形状を示す。北岸では西部の堀縁に石垣が構築された。東部は主に土羽で、構築当初の北岸南東端には櫓台が設けられず、本丸南堀存続期に構築された石垣に連なっていたとみられる。鯉喉櫓台石垣が構築されたのは寛永8年(1631)大火の後で、その後正保元年(1644)・寛文4年(1664)に改修が行われた。また、北岸の一部で、宝暦9年(1759)大火以前の法面崩落による土砂堆積が見られた。南岸は土羽であった。深さ約10~11m、幅30m以上(広いところで約40m)に達する。明治40年(1907)に廃絶し、その際鯉喉櫓台石垣上部1/3および御花畑南側の大半が削平された。

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