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金沢城跡-玉泉院丸庭園Ⅱ-

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49578
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49578
引用表記 石川県金沢城調査研究所 2018 『金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書11:金沢城跡-玉泉院丸庭園Ⅱ-』石川県金沢城調査研究所
石川県金沢城調査研究所 2018 『金沢城跡-玉泉院丸庭園Ⅱ-』金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書11
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書名 金沢城跡-玉泉院丸庭園Ⅱ-
発行(管理)機関 石川県金沢城調査研究所 - 石川県
有償頒布・配布ページ http://www.pref.ishikawa.lg.jp/joho/koukai/yuusyou.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな かなざわじょうあと-ぎょくせんいんまるていえんⅡ-
副書名 金沢城史料叢書
巻次 33
シリーズ名 金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 11
編著者名
編集機関
石川県金沢城調査研究所
発行機関
石川県金沢城調査研究所
発行年月日 20180330
作成機関ID
郵便番号 9200918
電話番号 0762239696
住所 石川県金沢市尾山町10-5
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 金沢城跡
遺跡名かな かなざわじょうあと
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市丸の内
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしまるのうち
市町村コード 17201
遺跡番号 130200
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363358
東経(世界測地系)度分秒 1363935
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.566111 136.659722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100511-20101217
20110520-20111222
20120509-20121218
調査面積(㎡)
400
450
900
調査原因 活用目的調査
遺跡概要
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
石垣
護岸石垣
滝石組
滝壺
主な遺物
陶磁器
石製品
金属製品
木製品
特記事項
要約 金沢城跡玉泉院丸の整備計画策定及び玉泉院丸庭園整備の基礎資料とするため、藩政期に存在した庭園遺構の範囲・内容・保存状態等の確認を目的に、発掘調査等を実施した。本書では平成22~24年度(第4・5地点)の発掘調査の成果及び平成25年度の立会調査の結果を報告した。
池泉北東部とその東側斜面の第4地点では、池跡、護岸石組、滝石組及び滝石組に至る導水路等を検出した。上位の導水路は地山及び地山質土を基盤とし両側に石組が置かれた。下位の滝石組は4段程度の段落ちの滝とみられる。
色紙短冊積石垣周辺の第5地点では、色紙短冊積石垣下から滝壺、滝壺に伴う石組、石組の松坂側溝、護岸石組、護岸石垣下に作られた暗渠等を検出した。滝壺の水源は色紙短冊積石垣の石樋及び松坂側溝(松坂門側・数寄屋門側)の3経路であることを確認し、滝壺に溜まった水は護岸石垣下の暗渠から松坂の下を通って滝石組につながるとみられる。松坂は、近代以降の地形改変により近世路面が削平されていた。色紙短冊積石垣及びその周辺の石垣の調査では、創建時期の特定には至らなかったが、石加工の特徴等から寛文年間頃の可能性が考えられる。
立会調査では、大正末ないし昭和初期に旧陸軍により池跡を埋め立てて整備された露天馬場に伴う整地に係るコークス層などを確認したほか、近代埋土中から原位置を留めていないが景石と見られる石材が多数出土している。

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