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津幡町 加茂遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90977
引用表記 公益財団法人石川県埋蔵文化財センター 2021 『一般国道8号改築(津幡北バイパス)に係る埋蔵文化財発掘調査報告書3:津幡町 加茂遺跡』石川県教育委員会他
公益財団法人石川県埋蔵文化財センター 2021 『津幡町 加茂遺跡』一般国道8号改築(津幡北バイパス)に係る埋蔵文化財発掘調査報告書3
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ファイル
書名 津幡町 加茂遺跡
発行(管理)機関 (公財)石川県埋蔵文化財センター - 石川県
書名かな つばたまち かもいせき
副書名
巻次 3
シリーズ名 一般国道8号改築(津幡北バイパス)に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 3
編著者名
編集機関
公益財団法人石川県埋蔵文化財センター
発行機関
石川県教育委員会
公益財団法人石川県埋蔵文化財センター
発行年月日 20210322
作成機関ID 17201
郵便番号 9201336
電話番号 0762294477
住所 石川県金沢市中戸町18-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 加茂遺跡
遺跡名かな かもいせき
本内順位 1
遺跡所在地 石川県津幡町字加茂・舟橋地内
所在地ふりがな いしかわけんつばたまちあざかも・ふなはしちない
市町村コード 17361
遺跡番号 1303000
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364109
東経(世界測地系)度分秒 1364335
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.685833 136.726388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000508-20010316
調査面積(㎡)
4400
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
平地建物
竪穴建物
土坑
主な遺物
弥生土器
土師器
金属製品
石製品
特記事項 弥生時代後期~古墳時代初頭の建物跡を検出。溝から銅鏃が出土。
種別
集落
社寺
時代
古代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
土坑
小穴
主な遺物
土師器
須恵器
木製品
金属製品
特記事項 大溝からは10世紀初頭の土器と共に木簡2点(加賀郡膀示札他)が出土。
掘立柱建物柱穴から神功開賣銅銭が出土。
遺跡名 加茂ツチグラ遺跡
遺跡名かな かもつちぐらいせき
本内順位
遺跡所在地 石川県河北郡津幡町字加茂・舟橋地内
所在地ふりがな いしかわけんかほくぐんつばたまちあざかも・ふなはしちない
市町村コード 17361
遺跡番号 1303200
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364109
東経(世界測地系)度分秒 1364346
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.685833 136.729444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000508-20010316
調査面積(㎡)
3300
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物
土坑
小穴
主な遺物
弥生土器
金属製品
石製品
特記事項 弥生時代後期~終末期の低丘陵上の集落跡(高地性集落)。
竪穴建物からは剣や方形板刃先等の鉄製品が出土。
要約 加茂遺跡発掘調査報告書の第3冊で、第6次調査(2000年)の成果を所収した。加茂遺跡では、既往の調査で検出した遺構の延長接続部分を確認した。上層では、大溝から古代Ⅵ期(9世紀末~10世紀前半)の土器とともに加賀郡牓示札(第5号)を含む2点の木簡が出土した。また、主要地方道高松津幡線の東側でも新たに古代Ⅵ期の掘立柱建物を含む遺構が確認でき、古代北陸道から東側では9世紀後半~10世紀代の遺構群が主流になっていく様相を窺うことができる。下層では弥生時代後期後半~古墳時代初頭の平地・竪穴建物や溝等が確認できた。
加茂遺跡の南西低丘陵上に位置する加茂ツチグラ遺跡では、弥生時代後期~終末期の「高地性集落」を検出した。50基以上の竪穴建物、土坑等が確認でき、竪穴建物の中には鉄製品の出土とともに、小規模な鍛冶を想起させるような焼土遺構も見ることができた。かほく市~津幡町の低丘陵上にはこうした高地性集落の検出例が近年増加しており、本例は比較的規模の大きい調査例として重要である。

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