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富山市内遺跡発掘調査概要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131443
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131443
引用表記 富山市教育委員会埋蔵文化財センター 2023 『富山市埋蔵文化財調査報告110:富山市内遺跡発掘調査概要』富山市教育委員会
富山市教育委員会埋蔵文化財センター 2023 『富山市内遺跡発掘調査概要』富山市埋蔵文化財調査報告110
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書名 富山市内遺跡発掘調査概要
発行(管理)機関 富山市 - 富山県
書名かな とやましないいせきはっくつちょうさがいよう
副書名 北代遺跡 呉羽富田町遺跡
巻次 23
シリーズ名 富山市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 110
編著者名
編集機関
富山市教育委員会埋蔵文化財センター
発行機関
富山市教育委員会
発行年月日 20230329
作成機関ID 16201
郵便番号 9392798
電話番号 0764652146
住所 富山県富山市婦中町速星754 婦中行政サービスセンター3階
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 北代遺跡
遺跡名かな きただいいせき
本内順位 1
遺跡所在地 富山県富山市北代字大畑
所在地ふりがな とやまけんとやましきただいあざおおはた
市町村コード 16201
遺跡番号 2010207
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364302
東経(世界測地系)度分秒 1371109
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.717222 137.185833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20030225-20030331
調査面積(㎡)
169
調査原因 個人住宅建築
遺跡概要
種別
集落
製鉄
その他の生産遺跡
時代
縄文
古代(細分不明)
主な遺構
縄文粘土採掘坑
土坑
ピット
古代竪穴建物
掘立柱建物
土坑
ピット
主な遺物
縄文土器
耳飾
三角壔形土製品
有孔球状土製品
打製石斧
磨製石斧
凹石
叩石
筋砥石
砥石
石刀
古代土師器
須恵器
紡錘車
土錘
鉄滓
特記事項 縄文時代の粘土採掘坑を6群検出した。
古代の竪穴建物・掘立柱建物を検出した。
遺跡名 呉羽富田町遺跡
遺跡名かな くれはとみたまちいせき
本内順位 2
遺跡所在地 富山県富山市北代字伊佐波
所在地ふりがな とやまけんとやましきただいあざいさなみ
市町村コード 16201
遺跡番号 2010160
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364255
東経(世界測地系)度分秒 1371103
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.715277 137.184166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220309-20220318
調査面積(㎡)
42
調査原因 個人住宅建築
遺跡概要
種別
集落
時代
平安
主な遺構
平安掘立柱建物
土坑
主な遺物
平安土師器
須恵器
土錘
鉄滓
特記事項 平安時代の掘立柱建物の柱穴を検出した。
要約 【北代遺跡】
 北代遺跡は、北代台地に立地する。呉羽丘陵一帯は旧石器時代から近世までの長い間、居住・墓、生産など各種の遺跡が形成された。
 調査では、縄文時代の粘土採掘坑6群・墓または祭祀遺構1基・土坑5基・ピットと、古代の掘立柱建物、竪穴建物、溝・土坑・ピットを検出した。
 縄文時代中~晩期の粘土採掘坑は複数の土坑が重複したもので、6群をなす。調査区中央の斜面部で確認された。当該期の集落が台地平坦面で確認されており、粘土採掘坑が集落の縁辺に位置する事例である。
 古代の竪穴建物は7世紀後半~9世紀中頃までの3期にわたって営まれる。建物内には炉跡があり、焼土や焼土塊、炭化物や大量の鉄滓が出土したことから鍛冶工房と考えられる。北代遺跡ではこれまでの調査で古代の竪穴住居跡、掘立柱建物跡、鍛冶炉等が検出されている。今回の調査で確認された遺構を含めて、精錬鍛冶などの製鉄作業が行われていた初期開墾集落と考えられる。

【呉羽富田町遺跡】
 呉羽富田町遺跡で、掘立柱建物2棟・ピットを検出した。建物は9世紀後葉である。近隣の平成13年度調査でも掘立柱建物3棟を検出しており、遺跡北東部周辺には掘立柱建物が群を成していたと考えられる。

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