奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41485 件
( 発行機関数 759 機関 )
現在の書誌登録数
132562 件
( 前年度比 + 1888 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147727 件
( 前年度比 + 2285 件 )
現在の文化財論文件数
120638 件
( 前年度比 + 1645 件 )
現在の文化財動画件数
1314 件
( 前年度比 + 130 件 )
( 登録機関数 118 機関 )
文化財イベント件数
1263 件
( 前年度比 + 214 件 )
※過去開催分含む

箕輪遺跡2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23985
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23985
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2015 『新潟県埋蔵文化財調査報告書254:箕輪遺跡2』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2015 『箕輪遺跡2』新潟県埋蔵文化財調査報告書254
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=真実|last=春日|first2=有紀|last2=坂上|first3=敦|last3=小野本|first4=保子|last4=黒沼|first5=昌二|last5=小林|first6=央|last6=相澤|title=箕輪遺跡2|origdate=2015-01-30|date=2015-01-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/23985|location=新潟県新潟市秋葉区金津93-1|ncid=BA58214830|doi=10.24484/sitereports.23985|series=新潟県埋蔵文化財調査報告書|volume=254}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 箕輪遺跡2
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな みのわいせきに
副書名 一般国道8号柏崎バイパス関係発掘調査報告書
巻次 4
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 254
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20150130
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 箕輪遺跡
遺跡名かな みのわいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県柏崎市枇杷島字箕輪3014-3
所在地ふりがな にいがたけんかしわざきしびわじまあざみのわ
市町村コード 15205
遺跡番号 347
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 372112
東経(世界測地系)度分秒 1383402
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.353333 138.567222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19960507-19961120
19970414-19971128
19980413-19981222
19990414-19991204
調査面積(㎡)
28120
調査原因 一般国道8号柏崎バイパス建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
主な遺構
ピット
主な遺物
縄文土器(新崎式
堀之内Ⅱ式)
弥生土器(小松式
百瀬式)
土師器
石器・石製品(石鏃
磨製石斧
打製石斧
石錘
管玉
臼玉
筋砥石)
特記事項 縄文時代中期~古墳時代前期
遺物が散発的に出土した。今回の調査区ではピット以外の遺構は確認されていない。
種別
官衙
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物
井戸
土坑
ピット
流路
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
緑釉陶器
製塩土器
木器(盤
合子
盤未成品
挽物粗型
刳物槽
刳物桶
横槌
刷毛
火鑚臼
浮子
斎串
木簡
柱根
杭など)
石器(砥石)
金属器(銙帯金具
刀子
鉄滓など)
土製品(土錘
紡錘車
支脚
フイゴ羽口など)
特記事項 8世紀~11世紀
遺構の多くは古代の可能性が高い。自然流路を中心に多量の土器・木製品が出土しており、これらの中には「駅家村」と記された木簡(1号木簡)や「上殿」と記された墨書土器、黒漆塗の壺鐙などがある。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土師質土器
珠洲焼
瀬戸焼
美濃焼
青磁
白磁
青白磁
金属器(銭貨
砲弾など)
石器(砥石
温石など)
特記事項 12世紀~14世紀
中世と断定できる遺構は少ないが、遺物が定量出土した。出土遺物には青磁水注や砲弾などの優品・希少遺物がある。
要約  鵜川右岸の丘陵先端付近の沖積地に所在し、旧状は水田・宅地であった。調査の結果、奈良・平安時代(8~11世紀)と中世(12~16世紀)の遺構・遺物を検出した。掘立柱建物は15棟検出されたが、大半が古代のものと考える。そのうち6棟は蛇行する自然流路の岸辺に位置し、他の9棟も自然流路に近接していた可能性が高い。流路からは多量の土器・陶磁器、木製品が出土した。木製品のなかで特筆されるものは黒漆塗の壺鐙で、県内では初例である。正倉院御物等に見られる金属製品を模倣したものと推測でき貴重な資料である。古代の遺跡の性格は木簡や墨書土器の記載内容から考え、駅家・郡衙に係わる官衙関連遺跡と考える。木簡の記載内容により、これまで不明であった、駅家の物品請求の一端が明らかとなった。調査区内からは駅家や郡衙の中心施設と考え得る遺構は検出していない。遺構の分布状況などからバイパス法線外の沖積地や丘陵上に駅家や郡衙の中心施設が存在する可能性がある。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 610
ファイルダウンロード数 : 535

全国のイベント

外部出力