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発行機関一覧 (都道府県別) > 新潟県 > 新潟県 > 余川中道遺跡3 第4・5次調査

余川中道遺跡3 第4・5次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70967
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70967
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2020 『新潟県埋蔵文化財調査報告書287:余川中道遺跡3 第4・5次調査』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2020 『余川中道遺跡3 第4・5次調査』新潟県埋蔵文化財調査報告書287
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書名 余川中道遺跡3 第4・5次調査
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな よかわなかみちいせきさん だいよん・ごじちょうさ
副書名 一般国道17号六日町バイパス関係発掘調査報告書4
巻次
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 287
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20200319
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 余川中道遺跡
遺跡名かな よかわなかみちいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県南魚沼市余川字江端
所在地ふりがな にいがたけんみなみうおぬましよかわあざえばた
市町村コード 15226
遺跡番号 298
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 370429
東経(世界測地系)度分秒 1385231
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.074722 138.875277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140421-20141112
20170706-20171003
調査面積(㎡)
20518
458
調査原因 一般国道17号六日町バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
土坑
小穴
流路
性格不明遺構
主な遺物
陶磁器
金属製品
鍛冶関連遺物
石製品
木製品
特記事項
種別
田畑
時代
古代(細分不明)
主な遺構
水田
井戸
小穴
流路
主な遺物
土師器
須恵器
石製品
木製品
特記事項
種別
集落
田畑
時代
古墳
主な遺構
水田
土器集積遺構
焼土範囲
小穴
流路
主な遺物
土師器
須恵器
石製品(砥石
玉類
石製模造品)
木製品(板状柱
農耕土木具など)
特記事項
要約  遺跡は扇状地扇端部に立地する。
 中世:15〜16世紀の集落跡である。第4次調査(I・J区)では同一地点で繰り返し建てられた掘立柱建物、第5次調査(K区)では排滓場の一部などを検出した。I区では上位階層の存在をうかがわせる茶臼や温石が出土した。
 古代:C区では既往の調査で検出した水田の続きを検出した。遺物は7世紀末〜8世紀初頭と9世紀以降の土師器・須恵器が出土した。集落の中心は調査範囲の北西側に存在すると考えられる。特筆される遺物に余川の地名と加彌郷のつながりを示唆する「嘉川」と漆書された須恵器がある。窯跡出土須恵器とあわせて胎土分析を行い、在地産の可能性の高い須恵器を抽出した。
 古墳時代:前期の水田と中・後期の土器集積遺構等を検出した。多量に出土した一括性の高い土器群を基に魚沼地域の古墳時代土器編年を構築した。既往の調査成果を総合し飯綱山古墳群を中心とする地域社会の景観を復元した。調査範囲に建物は存在しないが、甕の使用痕跡の分析から古墳時代後期にいたってもカマドを受容していないことを推定した。土石流堆積物中から飛鳥時代の関東系土師器杯が出土した。

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