奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41247 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132430 件
( 前年度比 + 1745 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む
発行機関一覧 (都道府県別) > 新潟県 > 新潟県 > 下割遺跡7 第10次調査

下割遺跡7 第10次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138999
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138999
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2024 『新潟県埋蔵文化財調査報告書298:下割遺跡7 第10次調査』公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2024 『下割遺跡7 第10次調査』新潟県埋蔵文化財調査報告書298
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=学|last=加藤|first2=愛理|last2=中島|first3=勝美|last3=湯原|first4=尚克|last4=細田|first5=泰洋|last5=斎藤|first6=将矢|last6=高尾|first7=岳人|last7=赤堀|first8=慎司|last8=金井|first9=義文|last9=田中|first10=崇人|last10=斉藤|first11=智仁|last11=井上|first12=翔|last12=東澤|first13=厚志|last13=卜部|title=下割遺跡7 第10次調査|origdate=2024-03-15|date=2024-03-15|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/138999|location=新潟県新潟市秋葉区金津93-1|ncid=BD06140518|doi=10.24484/sitereports.138999|series=新潟県埋蔵文化財調査報告書|volume=298}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 下割遺跡7 第10次調査
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな しもわりいせき7 だい10じちょうさ
副書名 一般国道253号上越三和道路関係発掘調査報告書 ; 15
巻次
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 298
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行年月日 20240315
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下割遺跡
遺跡名かな しもわりいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県上越市米岡・北田中ほか
所在地ふりがな にいがたけんじょうえつしよねおか・きたたなか
市町村コード 15222
遺跡番号 266
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 370755
東経(世界測地系)度分秒 1381840
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.131944 138.311111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220421-20221117
調査面積(㎡)
5436
調査原因 一般国道253号上越三和道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
ピット
遺物集中範囲
主な遺物
縄文土器
土製品
楔形石器
磨製石斧
敲石
石皿
磨石類
石冠
特記事項 縄文時代後期前葉を中心とする。
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
土坑
主な遺物
土師器
軽石製研磨具
特記事項 古墳時代前期後半を中心とする。
種別
集落
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
平地建物
祭祀遺構
甕埋設遺構
主な遺物
須恵器
土師器
手捏ね土器
支脚
臼玉
特記事項 7世紀初頭~前半の建物域と祭祀域を検出した。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
掘立柱建物
井戸
土坑
主な遺物
須恵器
土師器
黒色土器
灰釉陶器
鉄滓
羽口
柱根
炭化米
特記事項 9世紀後半の遺構検出面を2面確認した。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
水田
畦畔
方形区画溝
掘立柱建物
井戸
土坑
主な遺物
青磁
珠洲焼
越中瀬戸焼
漆器
曲物
折敷
柱根
火打金
火打石
砥石
特記事項 東区では集落の外縁部、市道区では水田を検出した。
要約  第10次調査の調査区は、市道区と東区の2か所に分かれる。
 市道区は、中世・平安時代・飛鳥時代・縄文時代後期の6面の遺跡が累積する。中世は水田遺構を中心に検出した。平安時代(9世紀後半)は、上下2面の遺構検出面からなり、掘立柱建物や畑作溝等を検出した。掘立柱建物には大型が認められ、漆工房や文字に関連する資料が出土したことから、地域における中心的な遺跡であったとみられる。また、火災を契機に平安時代の遺跡が終焉を迎えたと考えられた。飛鳥時代(7世紀初頭~前半)は、洪水堆積物をはさみ3面の遺構検出面からなる。周溝をもつ平地建物を検出した範囲の東側では祭祀域を検出した。土器の意図的な配置が認められ、手捏ね土器や臼玉が出土したことから、土器集積遺構に通ずる祭祀遺構と考えた。また、つくりの精良な須恵器大甕の埋設遺構も注目される。縄文時代後期は地下4mから検出した。遺跡の縁辺に当たり、遺構・遺物とも希薄であったが、後期前葉の遺物は信越国境の千曲川流域に共通性を見いだせた。ほかに北陸系や越後系の遺物も認められ、信州と日本海沿岸の接点に当たる高田平野の地域的特性を把握できた。
 東区は、上層と下層の2面の遺跡が累積する。上層では中世後期の集落の外縁部を検出した。井戸・掘立柱建物のほか、方形区画溝が注目される。下層では自然堤防の頂部付近で古墳時代前期後半の土坑を検出した。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 201
ファイルダウンロード数 : 155

全国のイベント

外部出力