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発行機関一覧 (都道府県別) > 新潟県 > 新潟県 > 丘江遺跡5 第7次調査・工田遺跡

丘江遺跡5 第7次調査・工田遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70968
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70968
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団他 2020 『新潟県埋蔵文化財調査報告書288:丘江遺跡5 第7次調査・工田遺跡』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団他 2020 『丘江遺跡5 第7次調査・工田遺跡』新潟県埋蔵文化財調査報告書288
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書名 丘江遺跡5 第7次調査・工田遺跡
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな おかえいせきご だいななじちょうさ・たくみだいせき
副書名 一般国道8号柏崎バイパス関係発掘調査報告書/一般国道17号浦佐バイパス関係発掘調査報告書
巻次 18/3
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 288
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
株式会社大石組
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20200331
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 丘江遺跡
遺跡名かな おかえいせき
本内順位 1
遺跡所在地 新潟県柏崎市茨目3丁目
所在地ふりがな にいがたけんかしわざきしいばらめ3ちょうめ
市町村コード 15205
遺跡番号 1010
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 372149
東経(世界測地系)度分秒 1383455
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.363611 138.581944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180507-20181001
調査面積(㎡)
2574
調査原因 一般国道8号柏崎バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
時代
鎌倉
室町
主な遺構
掘立柱建物
井戸
土坑
性格不明遺構
ピット
主な遺物
土師質土器
珠洲焼
瀬戸美濃焼
瓦器
青磁
白磁
石製品(茶臼
石臼
砥石
碁石もしくは双六子)
木製品(櫛
下駄
漆器
曲物
柱根)
銭貨
特記事項 瀬戸美濃焼小天目椀や茶臼などの茶道具が出土
種別
集落
田畑
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
井戸
性格不明遺構
杭列
ピット
土塁
主な遺物
肥前系陶磁器
漆器
棒状木製品
銭貨
特記事項 17世紀末~18世紀の居住域と19世紀以降に築造された土塁を検出
遺跡名 工田遺跡
遺跡名かな たくみだいせき
本内順位 2
遺跡所在地 新潟県魚沼市大浦字工田
所在地ふりがな にいがたけんうおぬましおおうらあざたくみだ
市町村コード 15225
遺跡番号 287
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 371142
東経(世界測地系)度分秒 1385706
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.194999 138.951666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181001-20181205
調査面積(㎡)
803
調査原因 一般国道17号浦佐バイパス建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
水田
畦畔
性格不明遺構
杭列
主な遺物
土師器
須恵器
土師質土器
珠洲焼
陶磁器
木製品
特記事項 中世から近世にかけての水田遺構や杭列を検出
要約 丘江遺跡Ⅴ 柏崎平野を北流する鯖石川左岸の沖積微高地に立地する。
 下層:13世紀後半から15 世紀後半の集落であるが15世紀前半に一時衰退する。集落の最盛期は14世紀後半である。13世紀後半から続く区画溝で囲まれた屋敷地とその周辺から多くの小型掘立柱建物や井戸・土坑などを検出した。多数検出した井戸の一部は畑作用を想定した。出土品には希少な茶道具や識字者の存在を裏付ける筆・硯が含まれることから有力者の存在は否定できないが、農具や農業関連と推測した各種の砥石や井戸の存在からは農業を生産基盤とした生活がうかがえる。集落衰退後の15世紀後半以降のある時期に一帯は水田に変貌する。
 上層:調査区南側で遅くとも17世紀末以降から近・現代に続く居住域が出現する。これが単体の屋敷なのか東側に広がる集落の端部なのかは不明。この地区は江戸時代末から明治時代にかけて土塁を伴う屋敷となり、その造成土から19世紀第4四半期の石見焼の甕が出土した。
工田遺跡 魚野川の支流の三用川右岸の氾濫原に立地する。遺跡の時期はわずかな出土品とその放射性炭素年代測定から13世紀後半~近世で、この間に複数枚の水田面を検出した。水田遺構としては平面で確認できたものは少なく、ほとんどが土層断面で検出した耕作土と畦畔及び疑似畦畔である。調査区は三用川に近く、洪水堆積土のシルトと腐植土の互層土や湿潤な環境で形成された腐葉土を人為的に撹拌し水田耕作土としている。また、水田域には勾配があり、水田造営に多少なりとも切り盛りが伴ったと推測され、水田区画も小さい。また、勾配を利用したおおよその水回りも復元できた。

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