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発行機関一覧 (都道府県別) > 新潟県 > 新潟県 > 余川中道遺跡2 金屋遺跡3

余川中道遺跡2 金屋遺跡3

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23078
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23078
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2015 『新潟県埋蔵文化財調査報告書253:余川中道遺跡2 金屋遺跡3』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2015 『余川中道遺跡2 金屋遺跡3』新潟県埋蔵文化財調査報告書253
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書名 余川中道遺跡2 金屋遺跡3
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな よかわなかみちいせき2 かなやいせき3
副書名 一般国道17号六日町バイパス関係発掘調査報告書;3/一般国道253号八箇峠道路関係発掘調査報告書;2
巻次
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 253
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20150316
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 余川中道遺跡
遺跡名かな よかわなかみちいせき
本内順位 1
遺跡所在地 新潟県南魚沼市余川字江端1330-1
所在地ふりがな にいがたけんみなみうおぬましよかわあざえばた
市町村コード 15226
遺跡番号 302
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 370429
東経(世界測地系)度分秒 1385231
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.074722 138.875277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090518-20091120
20130617-20131025
調査面積(㎡)
6380
2649
調査原因 一般国道17号六日町バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
古墳
主な遺構
土坑
ピット
土器集中
性格不明遺構
水田
主な遺物
土師器
須恵器
石製品(砥石
勾玉
臼玉)
特記事項 古墳時代前期から中期
種別
田畑
時代
古代(細分不明)
主な遺構
水田
畦畔
主な遺物
土師器
須恵器
木製品(弓
曲物)
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
井戸
土坑
性格不明遺構
ピット
主な遺物
土器・陶磁器(青磁
白磁
珠洲焼
瀬戸焼
美濃焼
土師質土器)
金属製品(錠
銭貨)
石製品(砥石
石鉢)
木製品(漆器
柱根
井戸構築材
板材)
特記事項
遺跡名 金屋遺跡
遺跡名かな かなやいせき
本内順位 2
遺跡所在地 新潟県南魚沼市余川字字金屋道上372-1
所在地ふりがな にいがたけんみなみうおぬましよかわあざかなやみちうえ
市町村コード 15226
遺跡番号 24
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 370502
東経(世界測地系)度分秒 1385224
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.083888 138.873333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090413-20090529
調査面積(㎡)
405
調査原因 一般国道253号八箇峠道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
古代(細分不明)
主な遺構
畑作溝
土坑
ピット
性格不明遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
要約 余川中道遺跡:扇状地扇端部に立地する古墳時代・古代・中世の複合遺跡である。古墳時代前期には、正方形に区画された極小区画水田が構築された。しかし、長期間、継続的に使われることはなかったようで、植物珪酸体はほとんど検出されていない。水田の構築後には地震災害・土石流災害に相次いで見舞われ、水田耕作は放棄される。なお、地震災害は中期までの間に3回発生している。これらは、六日町盆地西縁断層帯の活動によるものと考えられ、同断層の活動履歴を知る上で重要な情報となった。飯綱山古墳群が構築される中期になると、調査対象地では短期間(中期前半~中頃)に土器祭祀が盛んに行われる。ここには勾玉1点が伴うが、石製模造品による祭祀は認められず、2003年度調査区の様相とは明らかに異なる。古代には、水田が築かれる。調査対象地は、扇状地扇端部であることから、湧水を利用した水田が築かれたと考えられる。水田の区割りは古墳時代とは大きく異なり、長方形や鱗状のものから構成され、畦は高く構築される。中世には、15世紀を中心とする短期間に築かれた集落と考えられ、当時の掘立柱建物・井戸等を検出した。上田長尾氏の配下の集落と考えられる。特に、鍛冶関連遺構及び遺物が目立ち、家内手工業的な生産ではなく、専業に近い集団の存在をうかがえる。陶磁器は優品が多く、有力な集落の存在がうかがえた。
金屋遺跡:蟻子山古墳群と隣接する古墳時代~古代の集落である。調査範囲の大部分が土石流堆積物により損壊していたが、古代の畑作溝を検出した。本報告の調査範囲は集落の縁辺部と見られる。

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