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六反田南遺跡5

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23070
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23070
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2016 『新潟県埋蔵文化財調査報告書261:六反田南遺跡5』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2016 『六反田南遺跡5』新潟県埋蔵文化財調査報告書261
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書名 六反田南遺跡5
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな ろくたんだみなみいせきご
副書名 一般国道8号糸魚川東バイパス関係発掘調査報告書
巻次 11
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 261
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20160331
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 六反田南遺跡
遺跡名かな ろくたんだみなみいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県糸魚川市大和川字六反田1195ほか
所在地ふりがな にいがたけんいといがわしやまとがわあざろくたんだ
市町村コード 15216
遺跡番号 275
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 370304
東経(世界測地系)度分秒 1375329
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.051111 137.891388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100420-20101012
20110412-20110918
20120416-20120719
20130401-20130628
調査面積(㎡)
8784
調査原因 一般国道8号糸魚川東バイパス建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
平地建物
ピット
主な遺物
弥生土器
石器(石鏃
横刃形石器
石鍬
扁平片刃石斧)
特記事項 弥生時代後期
方形周溝状遺構1基を検出した。
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
平地建物
掘立柱建物
土坑
性格不明遺構
ピット
主な遺物
土師器
木製品(柱根
礎盤(板))
石器(横刃形石器
敲石
内磨砥石)
石製品(玉
玉未成品)
特記事項 古墳時代前期
多数の平地建物・掘立柱建物を検出した。集落の居住域の変遷を追うことができる。
種別
散布地
時代
古墳
主な遺構
土坑
ピット
水田
主な遺物
須恵器
特記事項 古墳時代後期
遺物の多くは50・51D~Fの包含層から出土した。
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
柱列
土坑
集石
性格不明遺構
流路
主な遺物
土師器
須恵器
製塩土器
黒色土器
木製品(下駄
刀子の柄または鞘
円形曲物
箸状木製品
木簡
火鑽臼
舟形
人形
建築部材
用途不明品)
土製品(円筒形土製品
土錘)
陶錘
転用砥石
特記事項 8世紀前半~9世紀中頃
2×7間の大型掘立柱建物のほか、多数の掘立柱建物を検出した。流路1からは古墳時代~古代の土器や木製品が多量に出土した。
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
水田
主な遺物
土師器
白磁
青磁
青白磁
瀬戸美濃焼
珠洲焼
越中瀬戸焼
金属製品(銭貨
蹄鉄
トビ口
釘または馬鍬の歯)
特記事項 15世紀以降の水田を検出した。
要約  遺跡は海川右岸の沖積地に立地し、旧状は宅地・水田であった。遺構検出面の標高は4.7〜5.6mである。調査によって、弥生時代後期、古墳時代前期・後期、古代、中世の遺構・遺物を検出した。流路1以東は主に古墳時代前期の遺構、流路1以西は古代の遺構が集中する。古墳時代前期は多数の平地建物や掘立柱建物を検出し、建物の変遷を追うことができる。古墳時代前期の土器は新潟シンポジウム編年5〜6期に比定できるものが大多数である。古代は8世紀前半〜9世紀中頃の掘立柱建物や竪穴建物を検出したが、最盛期は8世紀中頃である。流路1からは古墳時代前期〜古代の土器や木製品が多量に出土した。

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